国立研究開発法人 国立成育医療研究センター National Center for Child Health and Development

代表: 03-3416-0181 / 予約センター(病院): 03-5494-7300
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教育研修部について

ニュース

小児科レジデント(専門研修医)の論文が、一流雑誌 ニューイングランドジャーナル誌に掲載されました。

題名:Evolution of Purpura Fulminans
著者:Tamae Kugai, M.D., and Hidenori Nakagawa, M.D.
雑誌名:N Engl J Med 2017; 376:2182June 1, 2017DOI: 10.1056/NEJMicm1700231


教育研修部 部長  石黒 精

部長ごあいさつ

当プログラムへご関心をお寄せくださり、ありがとうございます。

国立成育医療研究センターは日本で最も恵まれた研修環境にあり、多くの優秀な指導者も揃っています。自らこの環境を活かして思う存分吸収していただきたいと思います。教育研修部は、レジデントプログラムを企画・運営しています。レジデント教育の実施主体である総合診療部に限らず、病院全体、さらには研究所も一体となって皆さんの成長を後押しします。

小児科レジデントは国立成育医療研究センターに所属し、原則として3年間の研修を行います。3年間の研修を通し、以下の3点を研修の目標とします。

  1. 小児医療全般にわたる幅広い知識・経験・技能を習得し、
  2. 患者・家族、そして他の医療者との良好な関係を築くことができ、
  3. 小児のためのチーム医療のリーダーへと成長していく、
また、研修の当然の帰結として小児科専門医資格の取得ができます。まずは、標準医療、マニュアル医療をしっかりと身につけてください。基礎がしっかりできていないと将来、通用しない医者になってしまいます。

臨床の勉強を続けていくうちに、既存の疾患概念に当てはまらない患者さんに遭遇します。このときには、これまでにないものかもしれないと考えてみましょう。あなたは新発見のチャンスに恵まれたのかもしれません。また、既存の治療ではうまく治らない疾患が数多くあります。そんなときは、教科書に載るような新しいエビデンスを打ち立てるチャンスかもしれません。あなたの前には、多くの機会が待っています。2017年の小児科専門医試験からは、筆頭著者である論文が受験者にとって必須となります。当センターでは、臨床研究や症例報告の学会発表、論文作成を支援するシステムを構築しています。どうぞ積極的に利用してください。

当センターの小児科レジデントは1学年14人定員です。3年間のプログラムですので5学年70人の顔見知りができることになります。特定の大学に偏らず、全国から集った仲間です。この顔の見える関係は、将来、仕事を進めていく上で皆さんにとってかけがえのない財産になることは間違いありません。レジデント同士が助け合って厳しいけれども楽しい3年間を過ごすよう期待しています。

当プログラムの研修環境は国内で随一といっても過言ではありませんが、北米に比べればいまだ発展途上であり、絶えず改良が必要です。スタッフとともに研修プログラムを発展させて、作り上げてゆくという気概を持った若い医師に、ぜひ仲間として参加していただきたいと思います。

基本情報

人材育成は国立成育医療研究センターの重要な使命の一つです。教育研修部は、成育医療に係わる医療者の教育と研修の充実を通じて人材育成を行っています。臨床の質の高さに加えて設備・人員が充実した研修環境は、国内随一です。

当センターでは成育医療を推進し、成育医療の開発・研究を担う人材である、高度に専門的な医療人を育成するために、医師、看護師・助産師やコメディカルスタッフと研究者の教育・研修を行っています。成育医療の啓発普及のために、教育・研修カリキュラムの充実と魅力ある組織づくりに努め、国内および海外の諸機関との交流を積極的に行っています。

教育研修部では、センター職員全体の研修計画を立案しています。医療安全、感染対策、心肺蘇生、新生児蘇生、患者の権利、臨床倫理、ハラスメント、栄養管理、メンタルヘルス、情報セキュリティの研修などを担当部署が実施しています。全国の医療者向けに成育医療研修、地域向けに医療連携室主催の講演会も行い、教育や実習に積極的に取り組んでいます。



学生実習

次代を担う優秀な医師や看護師の育成が、日本の未来の成育医療につながると信じ、若い学生の教育や実習に積極的に取り組んでいます。

卒後臨床研修(初期研修)

東京医療センターと関東中央病院の研修協力病院として小児科研修を受け入れてきました。筑波大学と徳島大学にも輪を拡げ、さらに多くの施設と協力して成育医療に係わる医療者を希望するような教育に努めています。

レジデント研修

小児や周産期医療の中心となる人材の育成が使命で、約50名が恵まれた環境で3年間研修しています。教育研修部は、採用選抜、研修目標の作成、研修プログラムの作成と運用、レジデントと指導医の相互評価システムの確立と運用を行っています。

サブスペシャリティ(フェロー)研修

約100名がレジデント終了後の2~3年間、各専門診療科において専門領域の研修を受けながら、レジデントの教育にあたり、将来スタッフとして診療や教育にあたるためのトレーニングも受けています。

新しい試み

臨床研究の発展のために、研究所と協力して講演会をレジデント・フェロー向けに定期的に開催しています。論文を書いたことのないレジデントを寺子屋的に指導する目的で論文塾を開き、成果として論文数が増加してきました。当センターが臨床研修中核病院整備事業のされたことに伴って臨床研究教育部が設置され、疫学者、生物統計家、英語論文のエディター・ライターが充実しつつあります。これらの専門家と手を携えて、臨床研究の発展に貢献していきます。

教育・研修の内容

国立成育医療研究センターでは、日々の臨床現場で「多職種が協働し患者とご家族のために最善の医療を提供する」ために、チーム医療の実践に尽力しています。

チーム医療の実践には、「チーム医療の概念を理解し、他職種の役割・責任を認めながら、互いに敬意をもち協働する」ことができる人材が不可欠です。

教育研修部では、その基盤となる人材育成もチームで行う、Team-based Educationを理念とし、各部署と連携しながら教育環境の向上に努めています。

スタッフ紹介

教育研修部 部長 石黒 精
教育研修室 室長 中川 聡
こころの診療部 部長 小枝 達也(併)
緩和ケア科 医長 余谷 暢之(併)
看護部 教育担当看護師長 横尾 由希子(併)
看護部 教育担当看護副師長 紙屋 千絵(併)
総合診療科 医員 阪下 和美(併)
総合診療科 医員 中尾 寛(併)
新生児科 医員 和田 友香(併)
甘利 昭一郎(併)
病院レジデント
(小児科レジデント)
有里 裕生
谷山 禎彦
多門 裕貴
鈴木 大地
中嶋 萌
徐 悦
水野 貴基
三浦 真理子
関戸 雄貴
朝倉 真理
野沢 永貴
竹澤 芳樹
川上 沙織
成相 諒子
生駒 尚子
上原 絵里香
岡崎 加奈
風間 麻優子
金森 啓太
國上 千紘
小谷 晋平
小林 真也
田畑 健士郎
峠 千晶
永井 悠史
諸岡 進太郎
安河内 悠
山﨑 成敏
池乗 愛依
平尾 高行
佐藤 文
中村 早希
猪野木 雄太
藤森 健太郎
清水 聡一郎
橋本 梨沙
奥村 藍
本多 愛子
杉山 みづき
坂本 淳
吉井 祥子
永井 由紗