栄養士による出張おやつサービスを実施しました
~令和2年度総集編~
長期入院病棟で治療による食欲減少がみられる子どもたちに、栄養士による出張おやつサービスを実施しました。これは、普段とはちがった自分で選べるおやつを提供することで、楽しさとおいしさを感じてもらうことが目的です。今年度は、新型コロナウイルスが流行したことで一時中断した時期もありましたが、実施方法を変更し6月から再開致しました。
対象:10階西病棟のおやつを提供している患者さん
開催日:令和2年6月~令和3年3月 ★毎月実施
毎月子どもたちの希望に合わせた内容で行っていますが、毎回栄養士が病棟に行くと既に廊下や病室で待ちわびている子供たちの姿が見られます。「何にしよう?」と悩みながら選んだり、「すごいね~!何味にしたの~?」と同じ部屋の子どもたち同士で声を掛け合ったりする様子が伺えました。
治療の影響で食欲不振になっている子どもたちも、この日だけは「絶対に参加する」と話し自分で選んだおやつを食べていたり、親御さんからも「入院生活の楽しみの一つになっています」とのお声がけをいただいたりと、自由に外出できない子どもたちやそのご家族にとって、よい気分転換の一つになっていると感じています。
今後も、子どもたちが食べたいと思う「出張おやつサービス」を行っていきたいと思います。








