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高度感染症診断部

高度感染症診断部 統括部長  今留 謙一

胎児・小児期ウイルス感染症の克服を目指して先端的検査・解析を行うとともに、その成果を診断と治療に応用しています。


診療体制

成育医療に関連する多くのウイルスの迅速診断を行っています。特に小児移植治療後の日和見感染症関連ウイルス(HSV-1, HSV-2, VZV, CMV, HHV-6, HHV-7, BK virus, JC virus, Parvo virus B19, AdV, HHV-7, HHV-8, HBV など)の早期発見・早期治療を目指しています。また、難治性ウイルス感染症の一つであるEBウイルス(EBV)が原因で起こる慢性活動性EBV感染症(CAEBV)やEBV関連血球貪食性リンパ組織球症(EBV-HLH)に対する様々な検査・解析を行っています。


主な検査と業務

小児ウイルス感染症の診断支援

一部の感染症の診断には専門的な技術と経験が必要とされます。当診療部ではセンター内外から送られてくるサンプルから様々なウイルスを検出し診断支援を行っています。ウイルス検出にはリアルタイムPCR法を用いた多項目同時迅速診断システム(マルチスクリーニング解析)による定性解析を行い、陽性となったウイルスに関して定量解析をしてウイルス量を確定します。検出されたウイルスの量と性状にもとづき、治療方針決定に関する支援を行っています。 特にCAEBVについては、国内の診断センター的役割を果たしています。


診断実績

­ 2020 2021 2022
多項目同時ウイルス迅速診断(マルチ解析:定性) 540
(7,020項目ウイルス解析)
625
(8,125項目ウイルス解析)
673
(8,980項目ウイルス解析)
ウイルス定量解析 1,808
(3,616項目ウイルス解析)
2,150
(4,282項目ウイルス解析)
1,773
(3,546項目ウイルス解析)
EBウイルス感染細胞同定解析 72 131 68
細胞表面抗原マーカー解析 3,520 2,531 2,142
38種類サイトカイン・ケモカインマルチ解析 182 116 43
EBウイルス遺伝子発現解析 61 41 53
CTL解析 118 104 168
新型コロナウイルスPCR検査 1,272 1,347 2,435

スタッフ紹介

統括部長 医長
今留 謙一 山田 全毅

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