国立研究開発法人 国立成育医療研究センター National Center for Child Health and Development

代表: 03-3416-0181 / 予約センター(病院): 03-5494-7300
〈月~金曜日(祝祭日を除く)9時〜17時〉

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国立成育医療研究センターについて About National Center for Child Health and Development

国立成育医療研究センターについて About National Center for Child Health and Development

理事長挨拶

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理事長 五十嵐 隆

国立成育医療研究センターは受精・妊娠に始まり、胎児期、新生児期、乳児期、学童期、思春期を経て次世代を育成する成人期へと至るリプロダクションによってつながれたライフサイクルに生じる疾患(成育疾患)に関する医療(成育医療)と研究を推進するために設立されました。成育医療と成育疾患に関する研究とを推進するにあたり、私どもは子どものためのアドボカシー(advocacy:自己主張できない存在の代わりになってその存在のために行動をおこすことをアドボカシーと言います)の理念を持つことが基本と考えます。
当センターは必要とするすべての子どもや成人に優れた成育医療を提供したいと考えます。その際、感染症などの急性疾患や難病などの慢性疾患を持つ子どもとその御家族、および、合併症妊娠や出産を願う女性やその御家族が安心して当センターで医療を受けることができるように、安全でこころのこもった医療・看護・患者支援を行うことを第一に心がけます。医療従事者には「清く、正しく、美しく」の基本的姿勢が重要で、特に「正しく」とは「honestであること」と信じます。
優れた医療を提供するためには、優れた医学研究が必要です。医療と医学研究とはお互いを補う存在であるからです。世界の医療や医学を革新する優れた成果を生み出すために、当センターでは病院と研究所が密接に協力して運営をいたします。なお、医学研究には、iPS細胞などを用いた基礎的医学研究から、基礎的医学研究の成果を臨床に応用するための研究、患者を対象とする臨床研究、さらに、社会学的な研究まで多岐にわたります。平成27年4月からは研究所の組織を一新して研究体制を強化し、世界をリードする研究を目指します。
私ども当センターのすべての職員は成育医療や医学研究を通じて社会に貢献することを願っています。しかしながら、医療や医学研究には多くの矛盾と危険性が含まれています。人を対象とする研究を行って成果を得るとはいかなることか、医療や医学研究に貢献するとは何か、自分たちの仕事を通して私どもはどのような社会を作ろうとしているのかなどの省察が常に当センター職員にも求められています。さらに、私どもが得意とする成育医療、看護、保健、福祉、医学研究、医学教育の分野で将来頑張ってくれる若い有能な人材を育て上げることも当センターの重要な使命です。
わが国の成育医療と医学研究を推進するため、当センターの職員一同はこれからも一層の努力をいたす所存です。多くの方々の御支援とお力添えを戴けますよう、こころよりお願い申し上げます。