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国立成育医療研究センターで臓器移植を受けられた患者さん、ご家族の皆様へ

夏日のような毎日ですが、皆様にはお元気でお過ごしのことと存じます。COVID-19蔓延で大変不安な毎日をお過ごしかと存じます。米ファイザー製の新型コロナワクチンについて、公的な予防接種の対象年齢が12歳以上に拡大されましたことを受け、国立成育医療研究センターでは、当院で移植後に定期的通院されている12歳以上の患者さんで、接種券をお持ちの患者さんを対象に、COVID-19ワクチン接種を2021年7月7日よりから、毎週水曜・木曜 午後1時~午後4時の時間帯で開始させていただくことになりました。接種券は各自治体のホームページから基礎疾患がある人の枠で、優先接種の申請を行い取得して下さいますようお願いします。 2021年6月28日からの接種日の予約を開始させていただきました。当院での接種を希望される患者様は、移植外科外来にて直接担当医より接種に関する説明を受けた上で、所定の予診票を受け取り1階医事室前の特設予約センターで「ワクチン接種専用の予約枠」を取得してください(電話での予約や相談はお受けしておりませんので、必ず外来受診をお願い致します)。

国立成育医療研究センターではCOVID-19 蔓延中でも、安全に小児肝移植・腎移植・小腸移植を実施できる体制を確立し、現在も通常通り移植医療を実施しています。国立成育医療研究センターでも、2021年4月から開始した入院・手術・面会制限を、状況に応じて徐々に解除し、現在は十分な感染対策をしながら、可能な限り通常診療を行うように努力しています。臓器移植が必要な子供達、免疫抑制剤を飲んでいるお子様達の安全を守れるよう、臓器移植センターでも鋭意努力して参りますので、安心して受診していただければ幸いです。

尚、遠方で受診が難しい移植前の患者さんには、Onlineでセカンドオピニオンを受けられるような体制も取っております。

COVID-19のなか、皆様の生活も激変しているかと存じます。ネット社会の生活になっても、いっそう人と人との繋がりは大切にして診療に邁進して参ります。ご心配の方は、いつでもご相談いただければ幸いです。今後もCOVID-19に負けず、移植医療を推進してまいりますので、変わらぬご支援のほどよろしくお願いいたします。

最後になりますが、COVID-19で緊急事態宣言中も頑張って移植を受け、お元気になられた患者さん・ご家族、移植医療を支えてくださっているセンター職員に大変感謝申し上げます。

2021年6月29日
国立成育医療研究センター 臓器移植センター長・副院長 笠原群生

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