国立研究開発法人 国立成育医療研究センター National Center for Child Health and Development

代表: 03-3416-0181 / 予約センター(病院): 03-5494-7300
〈月~金曜日(祝祭日を除く)9時~17時〉

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患者・ご家族の方へ Patient & Family
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薬剤部について

基本情報

薬剤部にNHKの取材が入ったときの様子(2006.7)の画像
薬剤部にNHKの取材が入ったときの様子(2006.7)

理念

薬剤部は、国立成育医療研究センターの理念に基づき、適正かつ安全な薬物療法の支援と薬剤業務を通じて成育医療の向上を推進します。

方針

1.患者の安全性を確保しつつ医薬品の適正使用を図る。
2.成育領域において、積極的に医薬品に関わる情報管理を行う。
3.処方・調剤・投与を支援することにより患者の安全性を確保する。
4.他部署と積極的に連携を図り、より専門性の高い薬剤師を目指す。

診療内容・業務内容

内服薬と外用薬の調剤

薬剤部では、院内情報システムから受信した処方データを利用して、調剤を迅速、正確かつ安全に行うための機器を導入し、効率化を図っています。
薬剤部門で活躍する主な機器等を紹介します。
薬袋印字装置の画像
薬袋印字装置
水剤監査システム の画像
水剤監査システム
 
散剤監査システムの画像
散剤監査システム
散剤自動分包機の画像
散剤自動分包機
 
RO水発生装置の画像
RO水発生装置
錠剤自動分包機の画像
錠剤自動分包機

注射薬の調剤

薬剤部注射部門では、院内情報システムから受診した処方データを利用し、24時間終日稼働で注射薬払出装置やバケットステーション等を駆使して、調剤業務の効率化や省力化を行い、安全性を確保しています。
また、病棟での薬剤の扱いの安全性を向上させるため、調剤された注射薬は各病棟の注射カートで患者ごとにセットして薬剤部から病棟へ搬送しています。
注射薬払出装置の画像
注射薬払出装置
アンプルを整頓せずに装填できるの画像
アンプルを整頓せずに装填できる
 
バケットステーションの画像
バケットステーション
注射薬調剤の様子の画像
注射薬調剤の様子
 
カートプールの画像
カートプール

薬務

医薬品については、購入から保管を含む管理を一貫して薬剤部が行っています。携帯バーコードリーダーを利用して、適正な数量管理が可能です。

一般製剤

医師の指示により、市販されていない剤型が必要なケースに対応するため、様々な院内製剤を製造しています。
安全キャビネット内での抗がん剤調製の画像
安全キャビネット内での抗がん剤調製
クリーンルームでの注射薬混合調製の画像
クリーンルームでの注射薬混合調製

無菌製剤

必要に応じて注射薬を無菌的に混合調製することも重要な業務です。
薬剤部注射部門では、専用の無菌調製設備(安全キャビネット、クリーンルーム)を用いて抗がん剤やTPN製剤等の無菌調製を行っています。抗がん剤については、院内で使用されるほぼすべてを薬剤部で混合調整し、院内医療スタッフの暴露を防止しています。TPN製剤等の無菌調製は、防塵衣等で防塵対策を徹底し、クリーンルーム全体が無塵環境になるように整備しています。クリーンベンチで防護窓を上下することができ、隙間から手を入れずに、無菌製剤化を効率良く行うことができます。無菌調剤時は、複数の薬剤師が調剤方法をチェックしています。

医薬品情報管理

医薬品メーカーからの情報や厚生労働省からの通達等をわかりやすく整理し、院内へ周知しています。

後発医薬品採用品目リストはこちらからご覧下さい。

病院情報システムのIT化におけるシステムの管理

電子カルテを導入し、様々な業務を効率良く運用しています。電子カルテシステムに関連する情報収集も重要な業務の一つで、システムの検証・マスターの管理等も薬剤部が積極的に関わっています。

薬歴管理と服薬指導

薬剤師がそれぞれの担当診療科を担当し、入院患者の薬歴管理や服薬指導、薬学的ケアを行っています。また、小児の患者でも薬の服用ができるように、年齢に応じた説明や指導を行っています。
また、薬剤師は院内の各種医療チームにも積極的に参画し、薬剤師の立場から診療支援を行っています。

リスク管理

薬剤部で調剤された医薬品は、一包化された個別の袋や薬袋のラベルに、処方箋番号のバーコードが印刷されます。
病棟では、ベッドサイド端末のバーコード読み取り器を使って、患者のリストバンドと薬のバーコードを読み取り、薬に間違いがないことを認証してから使用します。
このシステムを導入することで、投薬ミス防止の有効なリスク管理が可能です。
注射せん、注射ラベルの画像
注射せん、注射ラベル
処方せん、薬袋、薬包の画像
処方せん、薬袋、薬包

スタッフ紹介

役職

氏名認定・専門薬剤師
薬剤部長石川洋一小児薬物療法認定薬剤師
副薬剤部長牧山稔実務実習認定薬剤師
副薬剤部長赤羽三貴NST専門療法士
実務実習指導薬剤師
副薬剤部長栗山猛 
主任中島研妊婦・授乳婦専門薬剤師
小児薬物療法認定薬剤師
主任稲吉美由紀日本臨床薬理学会認定CRC
ACRP認定CCRC
日本糖尿病療養指導士
実務実習指導薬剤師
主任徳永秀美小児薬物療法認定薬剤師
実務実習指導薬剤師
主任小村誠実務実習指導薬剤師
生涯研修認定薬剤師
主任石井真理子妊婦・授乳婦専門薬剤師
小児薬物療法認定薬剤師
主任今泉仁美NST専門療法士
小児薬物療法認定薬剤師
薬剤師渡辺秀実 
薬剤師文靖子がん薬物療法認定薬剤師
がん専門薬剤師
薬剤師高山寿里小児薬物療法認定薬剤師
実務実習指導薬剤師
薬剤師押賀佑子小児薬物療法認定薬剤師
実務実習指導薬剤師
薬剤師三大寺紀子妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師
小児薬物療法認定薬剤師
薬剤師朽津彩子小児薬物療法認定薬剤師
スポーツファーマシスト
薬剤師山尾晶子日本糖尿病療養指導士
薬剤師千葉杏子小児薬物療法認定薬剤師
薬剤師齊藤順平 
薬剤師大穂東子 
薬剤師詫間梨恵小児薬物療法認定薬剤師
リウマチ登録薬剤師
薬剤師大穂祐介救急認定薬剤師
薬剤師歌野智之小児薬物療法認定薬剤師
薬剤師倉富未来 
薬剤師宇野千晶 
薬剤師久津間真紀日本糖尿病療養指導士
小児薬物療法認定薬剤師
薬剤師望月真維小児薬物療法認定薬剤師
薬剤師長井美樹 
薬剤師松本沙耶香小児薬物療法認定薬剤師
薬剤師廣川太士朗 
薬剤師鈴木萌夏 
薬剤師齋藤裕里奈 
薬剤師長谷川彩薫 
薬剤師吉澤なぎ 
薬剤師山下和也 
薬剤師渡部由実子 
薬剤師川﨑裕世 
薬剤師藤田真緒 
薬剤師宮本彩 
薬剤師レジデント村上遼光 
薬剤師レジデント湖城由佳 
薬剤師レジデント三浦寄子 
薬剤師レジデント高藤由紀子 
薬剤助手関根純子 

医療従事者の方へ

薬剤師教育について

薬剤部は、小児・周産期領域を専門とする薬剤師育成のための薬剤師教育を担っています。見学も随時受け付けています。見学希望の方は薬剤部長までお問い合わせ下さい。

・小児薬物療法認定薬剤師研修(日本薬剤師研修センター主催)
・妊婦・授乳婦専門薬剤師養成研修(日本病院薬剤師会主催)
・薬剤師レジデント育成(研修期間:2年間)
・薬学生の長期実務実習教育

調剤内規について

調剤内規はこちらからご覧下さい。

後発医薬品採用品目リスト

後発医薬品採用品目リストはこちらからご覧下さい。

小児薬物療法認定薬剤師制度について(PDFはこちら

 小児期の医療・薬物療法の実践には多くの知識・技術を必要とするが、日本の薬剤師の小児期医療に係る知識は十分ではない。

 このため、日本小児科学会・日本小児臨床薬理学会では小児薬物療法の知識・技術を要する専門の薬剤師の養成を必要と考えた。そこで2012年より日本小児臨床薬理学会と日本薬剤師研修センターとが合同で、小児薬物療法認定薬剤師制度を発足させた。

本認定制度は、地域医療への貢献から病院業務までを包む薬剤師養成の必要性から、病院薬剤師・保険薬局薬剤師両者が認定を取得できる制度とした。

 本認定制度は小児期医療・薬物療法に精通した医師・薬剤師による薬剤師教育を目的としている。また、教育を受けた薬剤師の継続教育・情報共有を目的とした認定薬剤師相互の情報交換ネットワークを構築することで、薬剤師による地域医療・小児専門医療の更なる活性化を目指している。

教育としては小児科学・発達薬理などの概論から、小児薬物療法の基礎知識、小児特有の疾患とその薬物療法、小児期医療に必要な栄養学、小児の行動・心理学、そして地域医療に係る知識、医薬品開発に係る知識に至るまでを学ぶ。

 小児薬物療法認定薬剤師が小児の命を助け小児の健全な発育へ導くように、医師と協力し、今後の小児薬物療法発展への原動力となることを望みたい。

 

小児薬物療法認定薬剤師制度の概要

1)小児薬物療法認定薬剤師の認定要件

1.保険薬局または病院・診療所での実務経験が3年以上あり、現に保険薬局または病院・診療所に勤務している薬剤師であること

2.小児薬物療法研修会(全40コマ程度の講習をe―ラーニング形式で実施)における研修を修了し当該研修会試験(年1回)に合格すること

3.小児科病棟で薬剤管理指導業務が実施されている指定病院での1日(原則6時間)の小児関連実務研修を修了すること

 

2)小児薬物療法研修会の主たる講義内容

1.概論

小児科について・小児期医療と薬剤師について・小児の成長・薬物動態・発達薬理など

2.栄養

授乳・離乳食・PEG・経腸栄養・経静脈栄養など

3.薬剤業務の基礎知識

薬用量の考え方・小児臨床検査値・副作用の評価・TDM・小児コミュニケーション・特殊調剤など

4.疾患と薬剤

小児アレルギー・循環器・感染症・白血病などの疾患を病態と治療・薬物療法と薬剤管理指導の2つの項に分けて解説

5.地域医療

小児プライマリーケアと市販薬、学校薬剤師の活動など

6.医薬品開発

医薬品開発の仕組み・臨床試験・医薬品の適応取得の仕組みなど

 

3)詳細について

日本薬剤師研修センター 小児薬物療法認定薬剤師制度とは を参照ください。

http://www.jpec.or.jp/nintei/shouni/index.html


小児薬物療法研究会へのお誘い(PDFはこちら


小児は国民の未来を担う存在です。小児が育たない国に未来はありません。ところが日本の大学では小児期の薬物療法を習いません。大学の先生も小児をご存知ではありません。そのためジェネラリストを理想としている薬剤師でも、小児薬物療法は分からないと言うのが現状です。

学校でも習わないから関心もないのは無理もありません。でも「薬剤師は小児の薬物療法には参加しない」ですんでいた時代は終わりつつあります。

核家族化で、お母さんたちは子どもの病気と薬の知識が不足して保険薬局に応援を求めています。地域の在宅医療でも小児在宅が始まりました。病院では病棟薬剤業務実施加算が新設されたことから薬剤師が今まで敬遠していた小児病棟・NICUに行かなければなりません。こんなことから全国の薬剤師に小児薬物療法の情報が必要となったのです。

ところが小児にかかる医薬品情報は、DIの専門家でもデータを持っていません。ならば小児薬物療法認定薬剤師や小児期医療の経験豊富な薬剤師が相互交流し、また現場で悩んでいる先生に小児の情報を伝える情報の会を作らなければ!

 

 

そこで小児薬物療法認定薬剤師チームを発起人、国立成育医療研究センター薬剤部を事務局として平成25年にスタートしたのがこの小児薬物療法研究会です。

この研究会はメーリングリストを使って、小児薬物療法で分からないことがあれば質問を送り、そうすると答えがわかる先生が回答してくれるシステムです。また、小児薬物療法で勉強になる図書、文献、講演会の紹介、最近の小児期医療に係るニュース・トピックスも流れています。

スタートし、現在の参加者は700名を越し、様々な質疑応答に活用いただいています。

 

つきましては、以下の主旨等をご検討いただき、本研究会にご参加いただける先生は、是非ともメーリングリストに登録をお願いします。適正な小児薬物療法が広がる様に、多くの先生方の参加をお待ちしています。



参加方法は以下のとおりです(PDFはこちら


1.本研究会の目的

目的は、ご賛同いただけた先生方と相談し、幅を広げて行きます。

1)小児医療に関する情報交換(自由な質疑応答が中心です)

2)小児薬物療法に係わる学会・講演会・勉強会等の紹介・告知

3)小児薬物療法に係るトピックス・ニュース等の紹介

4)小児薬物療法認定薬剤師の問題改善・レベルアップなどへの提案

5)本研究会独自の勉強会、調査研究の企画

 

2.参加資格

以下のどれか1つでも該当していれば、自由にご参加いただけます(退会も自由です)。

○小児医療に関心をお持ちの病院勤務薬剤師・保険薬局勤務薬剤師

○小児薬物療法認定薬剤師、もしくは受講している、目指している薬剤師

○小児医療に関心をお持ちの医師・薬剤師・薬学部学生


3.連絡方法について

連絡送信先 : ishikawaph-kkr「アットマーク」umin.org

※送信する際は「アットマーク」を「@」に変更して下さい。 


連絡内容 :「小児薬物療法研究会連絡希望」と記載の上、以下をご記入ください。

1氏名

2職種(薬剤師・大学教員・医師・学生などなど)

3所属施設(勤務先・大学名など)

4所属施設の都道府県名

5メールアドレス

6小児薬物療法認定薬剤師資格の有無

7日本小児臨床薬理学会所属の有無

8特に興味がある分野(NICU・感染症・腎臓・栄養・在宅などなど)

 

条 件 :

相互に情報交換をすることが目的ですので、上記連絡内容を、本研究会参加者全員に公開させていただける方に限ります。また研究会が認める理由以外で研究会員以外に公開しないでいただくことも条件です。


                                                                以 上