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口蓋裂の治療
当センターでの治療方針とスケジュール
口蓋裂の治療については、手術で割れている部分を閉鎖し、鼻から空気が漏れずに明瞭に話せる状態を目指します。 手術は1〜2歳頃に行います。入院期間は9日間で、手術前日に入院し、術後約2〜4日間は集中治療室で管理します。治療スケジュール
手術前後の流れ
術前の予定
- 出生後、口蓋裂用乳首を使って哺乳を確立します。
- 口蓋裂用乳首で哺乳が難しい場合、口蓋床を作成することがあります。口蓋床の調整は2~4週間に1回、歯科で実施します。
- 耳鼻科で中耳炎の評価を行います。
手術方法と治療例
口蓋裂の手術では、軟口蓋の筋層再建と延長が、良好な鼻咽腔閉鎖機能(≒鼻から空気が漏れずに明瞭に話せる状態)を獲得する上で非常に重要です。当院では、確実な軟口蓋の筋層再建と、軟口蓋をより長く延長することができるFurlow法を改変した術式で実施しています。
軟口蓋の筋層を再建し、短い軟口蓋を延長します。
【手術前】口蓋垂と咽頭後壁が接触(閉鎖)せず、空気が鼻から漏れてしまう状態です
【手術後】口蓋垂と咽頭後壁が接触(閉鎖)し、空気が鼻から漏れない状態となります。
術後の予定
- 術後4日目までは鼻からの管で栄養を取ります。
- 退院後2週間はペースト食をお願いしています。
- 1歳頃に言語聴覚士の診察を受けます。



