国立研究開発法人 国立成育医療研究センター National Center for Child Health and Development

代表: 03-3416-0181 / 予約センター(病院): 03-5494-7300
〈月~金曜日(祝祭日を除く)9時〜17時〉

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患者・ご家族の方へ Patient & Family

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平成28年度 国立成育医療研究センター 病院指標

年齢階級別退院患者数

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 8997 1489 292 1192 478 3 - - - -
本院は成育医療を中心に提供している病院であり、退院患者数12541人のうち、20歳未満が10486人(84.2%)を占めています。成人患者では女性の割合が高く、妊娠・分娩に関連した入院が多い点が特徴的です。また、数は少ないですが、成人患者のうち移行期の患者(小児期に発症した慢性疾患を持ちながら成人に達した患者)の入院診療も必要に応じて提供しています。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

総合診療部

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040100xxxxx00x 喘息 処置2なし 定義副傷病なし 220 7.49 6.42 0.91 3.15
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 定義副傷病なし 125 9.36 6.02 0 1.16
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病なし 93 9.96 12.43 0 3.03
0400801199x00x 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし 76 7.86 5.79 0 4.11
150070x0xx01xx 川崎病(2歳以上) 処置1なし 処置2あり 65 9.26 10.85 0 3.68
総合診療科では、急性期疾患(急な体調不良)に対する入院治療を行っています。入院患者さんの多くは5歳未満の乳幼児です。特に急性呼吸器疾患の入院治療が多く、気管支喘息発作、急性気管支炎、急性肺炎を合わせると年間400名以上の子どもたちの治療を行っています。重症例に対しては集中治療室で人工呼吸器などを使用し、その後のケアを総合診療部が担当しています。それに続いて川崎病の入院が多く、川崎病の治療患者さんの数は全国1、2位と上位を維持しています。難治例の紹介も多く、生物学的製剤なども使用しながら治療にあたっています。

在宅診療科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040100xxxxx00x 喘息 処置2なし 定義副傷病なし - - - - -
040130xx99x0xx 呼吸不全(その他) 手術なし 処置2なし - - - - -
060130xx99000x 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 手術なし 処置1なし 処置2なし 定義副傷病なし - - - - -
100180xx99000x 副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍 手術なし 処置1なし 処置2なし 定義副傷病なし - - - - -
100335xx99x00x 代謝障害(その他) 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし - - - - -
空床利用型短期入所施設であるもみじの家では、呼吸器、消化器、自己免疫疾患、代謝疾患をはじめとした、重い基礎疾患を持った医療的ケア児に対しても各科と連携して入院医療を提供し、患者・家族に有意義な時間を提供しています。

消化器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060180xx99x0xx クローン病等 手術なし 処置2なし 29 6.83 9.22 0 9.93
060185xx99x0xx 潰瘍性大腸炎 手術なし 処置2なし 26 3.42 12.63 0 12.27
060130xx99000x 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 手術なし 処置1なし 処置2なし 定義副傷病なし 14 26.71 7.44 0 9.21
060185xx99x2xx 潰瘍性大腸炎 手術なし 処置2_2あり - - - - -
070560xx99x0xx 全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患 手術なし 処置2なし - - - - -
消化器科では、小児期発症の消化器疾患を扱っています。全国でも消化器科を有する小児病院は少なく、多くの患者さんの診療を行っています。潰瘍性大腸炎やクローン病といった小児期発症に炎症性腸疾患患者をはじめとして、代謝性疾患や自己免疫疾患による腸管障害も診療しています。同疾患が疑われた際の診断のための検査と初期治療目的、再燃時の評価・加療目的、また治療効果判定を行っています。

肝臓内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx99x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし - - - - -
060570xx99xxxx その他の消化管の障害 手術なし - - - - -
肝臓内科は肝臓に関する内科疾患を診療しています。肝胆道系の炎症性疾患や、慢性疾患、急性疾患を扱います。現在は総合診療部に含まれています。

循環器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
14031xx101x0xx 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く)(1歳未満) 完全型房室中隔欠損症手術等 処置2なし 27 61.19 40.36 3.7 0
14031xx09910xx 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く)(1歳以上) 手術なし 処置1あり 処置2なし 25 3.6 4.39 0 2.96
14031xx19910xx 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く)(1歳未満) 手術なし 処置1あり 処置2なし 20 3.75 4.62 0 0
14031xx102x0xx 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く)(1歳未満) ファロー四徴症手術等 処置2なし 15 52.73 26.85 0 0
14029xxx97x0xx 動脈管開存症、心房中隔欠損症 その他の手術あり 処置2なし 13 5.15 6.45 0 7.77
循環器科での入院は、先天性の心臓病の患者さんに対する、カテーテル検査、心不全管理、術前・術後の管理が多くを占めます。入院中の手術は心臓外科が担当し、術後の集中治療室での管理は集中治療科が担当します。出生後間もない赤ちゃんの場合は、新生児科が担当します。複雑な心臓病の患者さんの入院が多く、その患者さんたちの、術前・術後管理はどうしても長期間にわたる傾向があります。カテーテル検査はパスと呼ばれる、計画に沿って行いますので、短期間の入院となります。生まれる頻度の高い、心室中隔欠損症や心房中隔欠損症などの手術も多く、その場合の入院は比較的短期間です。

呼吸器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040100xxxxx00x 喘息 処置2なし 定義副傷病なし - - - - -
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 定義副傷病なし - - - - -
040180xx99xxxx 気管支狭窄など気管通過障害 手術なし - - - - -
140230xxxxx0xx 喉頭の疾患(その他) 処置2なし - - - - -
140280xx99x0xx 気道の先天異常 手術なし 処置2なし - - - - -
疾患の種類としては肺炎、急性気管支炎、喘息のような一般的な呼吸器疾患が多くなっていますが、基礎疾患のないお子さんであれば、当院でこれらを最も多く診療しているのは総合診療部です。呼吸器科では、たとえば肺炎や気管支炎を繰り返しやすい素因がある、あるいは先天的に喉頭や気管が狭いなどの基礎疾患を持っているお子さんを多く受け持っています。また、嚢胞性肺疾患、特発性間質性肺炎、肺ヘモジデローシスのような稀な呼吸器疾患にも対応しています。

神経内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010230xx99x00x てんかん 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし 45 6.96 7.12 2.22 7.07
010090xxxxx00x 多発性硬化症 処置2なし 定義副傷病なし 10 5.5 13.92 0 4.5
010080xx99x00x 脳脊髄の感染を伴う炎症 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし - - - - -
010080xx99x1xx 脳脊髄の感染を伴う炎症 手術なし 処置2_1あり - - - - -
100335xx99x00x 代謝障害(その他) 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし - - - - -
1.てんかん:小児期発症てんかん症候群にはいくつかの特徴があります。第一に非常に強い年齢依存性があり、良性の経過(発作予後が悪くない)をたどる一群があること、また対照的に、レノックスーガストー症候群のように、早い発症の難治性てんかんもあります。てんかん発作自体は、多様な症状の氷山の一角に過ぎない場合もあり、軽度から重度のさまざまな発達遅滞、発達障害を合併する場合もあります。てんかんの治療は、患者・家族の最善のQOLを目指すため、薬剤療法を中心とする包括的な医療が必要になります。2.多発性硬化症:代表的脱随疾患である多発性硬化症(MS)は、中枢性脱髄疾患の一つで、脳、脊髄、視神経などに病変(神経線維を取り巻く絶縁体としての髄鞘がなくなる)が多発し、多彩な神経症状が再発と寛解を繰り返す疾患です。治療には、自己免疫疾患としての側面があるため、ステロイド、各種免疫抑制剤、IVIG(γ—グロブリン投与)等が使用されます。3. 脳脊髄の感染を伴う炎症:ウイルスや細菌が脳や脊髄に感染した疾患です。髄膜炎や脳炎が含まれます。後遺症を残すことも多いため、早期診断、早期治療が必要です。

腎臓リウマチ膠原病科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110260xx99x0xx ネフローゼ症候群 手術なし 処置2なし 34 10.03 22.67 0 8.74
110280xx99020x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 処置1なし 処置2_2あり 定義副傷病なし 24 4.71 9.32 0 7.17
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 処置1なし 処置2なし 定義副傷病なし 11 5.82 12.84 0 14.55
110280xx991x0x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 処置1あり 定義副傷病なし - - - - -
070560xx99x0xx 全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患 手術なし 処置2なし - - - - -
腎臓・リウマチ・膠原病科では、小児期の腎臓・膠原病疾患に対する診療を行っています。特に小児特発性ネフローゼ症候群の先進医療、腎不全のトータルな管理(保存期から腹膜・血液透析、腎臓移植まで)、小児期発症の膠原病について多くの患者さんを診療しています。

免疫科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070520xx99xxxx リンパ節、リンパ管の疾患 手術なし - - - - -
130070xx99x00x 白血球疾患(その他) 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし - - - - -
130150xx97xxxx 原発性免疫不全症候群 手術あり - - - - -
040150xx99x0xx 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術なし 処置2なし - - - - -
040151xx99x0xx 呼吸器のアスペルギルス症 手術なし 処置2なし - - - - -
免疫科では、原発性免疫不全症や免疫調節異常症(自己炎症性疾患、自己免疫疾患)を対象に治療を行っています。これらの疾患は、初発症状として原因不明の発熱を呈することが多く、繰り返す発熱や遷延する発熱などの精査と治療を行います。原発性免疫不全症では、全身の各臓器に感染症を発症するため、リンパ節、深部臓器、皮下組織、筋組織などの臓器障害(膿瘍形成)が発生した場合、排膿や切除など外科的処置を要することがあります。

内分泌・代謝科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100335xx99x00x 代謝障害(その他) 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし 46 13.35 11.16 0 4.74
100060xx99x100 1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く)(末梢循環不全なし) 手術なし 処置2_1あり 定義副傷病なし 85歳未満 31 6.84 13.46 0 17.1
100250xx99100x 下垂体機能低下症 手術なし 処置1あり 処置2なし 定義副傷病なし 12 5.17 3.81 0 2.67
100060xx99x000 1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く)(末梢循環不全なし) 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし 85歳未満 - - - - -
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 処置2なし - - - - -
内分泌代謝科では、成長障害(低身長症)、糖尿病、肥満症、先天代謝異常症、小児がん治療後のホルモン異常などの診断と治療を行っています。これらの内分泌・代謝疾患の診断のための精査入院、糖尿病や代謝異常症の初期治療と経過中に状態が悪化したときの入院医療を提供しています。難しい下垂体・副腎の病気も、入院治療により日常生活への復帰と外来医療への移行が可能です。

アレルギー科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080270xxxx0xxx 食物アレルギー 処置1なし 202 1.96 2.62 0 9.94
060130xx99000x 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 手術なし 処置1なし 処置2なし 定義副傷病なし 24 51.67 7.44 0 5.75
080050xxxxxxxx 湿疹、皮膚炎群 14 52.07 10.7 0 7.0
040100xxxxx00x 喘息 処置2なし 定義副傷病なし - - - - -
080100xxxx0xxx 薬疹、中毒疹 処置1なし - - - - -
アレルギー科では食物アレルギーの正確な診断のために食物負荷試験を行い、年齢を問わず多くの患者さんに経口免疫療法を行い、安全で効果的な治療法の開発に取り組んでいます。また、難治性の好酸球性胃腸炎の患者さんがステロイドに頼らず治療できるよう入院による個別の食事療法に取り組んでいます。長い間苦しんで来られたアトピー性皮膚炎の重症患者さんも入院治療により痒みのない正常な皮膚を取り戻すことができます。そのあと、ステロイド外用薬を上手に減量し、その副作用を避ける方法を身につけて退院して頂きます。喘息の初回入院は総合診療部が担当しますが、入院を繰り返したり、ガイドライン治療ではコントロールが難しい重症患者さんはアレルギー科で入院加療を行い、家庭で普通の生活ができるようになるまで治療します。他施設よりも平均入院期間が長いのはより重症な患者さんに徹底した個別治療をしているためです。薬物アレルギーや特殊なアレルギー疾患の診断治療も行っています。

血液腫瘍科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 処置2_2あり 54 45.78 41.96 0 4.06
130010xx99x2xx 急性白血病 手術なし 処置2_2あり 51 7.82 13.96 0 3.51
010010xx99000x 脳腫瘍 手術なし 処置1なし 処置2なし 定義副傷病なし 28 2.36 11.54 0 5.07
010010xx9905xx 脳腫瘍 手術なし 処置1なし 処置2_5あり 22 9.77 15.14 0 3.5
100180xx97x1xx 副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍 その他の手術あり 処置2あり 22 37.27 32.94 0 7.14
上位を白血病、脳腫瘍、神経芽腫が占めています(「非機能性副腎皮質腫瘍」が神経芽腫を含んでいます)。当センターは小児がん拠点病院に指定されており、造血器腫瘍(白血病やリンパ腫、ランゲルハンス細胞組織球症など)、固形腫瘍(脳腫瘍や神経芽腫、網膜芽腫、肝芽腫、腎腫瘍、横紋筋肉腫など)のあらゆる種類の小児期の悪性腫瘍に対する診療を行っています。外科系診療科・病理診断部・放射線診断科・放射線治療科などの診療科と連携して、専門医による質の高い診断および集学的治療を提供し、再発例や難治例に対する治療にも積極的に取り組んでいます。また、全ての患者さんに対して、診断時から充実した緩和ケアを提供しています。

血液内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130110x1xxx4xx 出血性疾患(その他)(16歳未満) 処置2_4あり - - - - -
050110xx97xxxx 急性心膜炎 手術あり - - - - -
080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし - - - - -
130110x1xxx0xx 出血性疾患(その他)(16歳未満) 処置2なし - - - - -
130170xxxxxxxx 血友病 - - - - -
130110x1xxx4xxは、特発性血小板減少性紫斑病を主とした血小板減少で、免疫グロブリンやステロイド治療を行っています。
感染症病名は、基礎疾患として慢性好中球減少症のある患者さんです。免疫不全のために感染症が難治性であり、治療が長期に渡ります。
血友病は初発または大きな出血で入院した方を対象にしています。ただし、中心静脈カテーテル挿入や手術を受ける場合は外科に分類されます。

外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x101xxxx 鼠径ヘルニア(15歳未満) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア 55 2.96 2.87 0 3.71
070590xx99x0xx 血管腫、リンパ管腫 手術なし 処置2なし 37 3.92 5.82 0 4.32
060160x102xxxx 鼠径ヘルニア(15歳未満) 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 29 2.83 2.89 0 5.21
140590xx97xxxx 停留精巣 手術あり 22 2.95 3.29 0 2.95
060170xx02xxxx 閉塞、壊疽のない腹腔のヘルニア ヘルニア手術 腹壁瘢痕ヘルニア等 20 2.85 8.57 0 3.1
小児外科では全身の非常に多岐にわたる疾患に対する治療をおこなっています。
その中でも特に入院患者さんの数が多いのが鼠径ヘルニア(1、3位)や停留精巣(4位)、臍ヘルニア(5位)で、小児で最も頻度の高い手術を要する疾患です。いずれも幼児が多く、入院期間は2日もしくは3日となります。鼠径ヘルニアの入院患者さんは従来からの手術法(1位)と腹腔鏡を用いた手術法(5位)に分かれてカウントしています。また当施設の特徴としてリンパ管腫の患者さんが多く、硬化療法のための入院数が多くなっています。入院期間は3日から7日程度です。

脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140080xx99x0xx 脳、脊髄の先天異常 手術なし 処置2なし 145 2.5 3.97 0 0.96
140080xx97x0xx 脳、脊髄の先天異常 手術あり 処置2なし 61 15.51 14.79 0 1.57
180060xx99xxxx その他の新生物 手術なし 24 2.63 6.99 0 1.79
180060xx97xxxx その他の新生物 手術あり 23 16.04 6.76 0 2.0
140070xx01xxxx 頭蓋、顔面骨の先天異常 頭蓋骨形成手術 頭蓋骨のみのもの等 13 32.62 22.03 0 2.69
小児がんセンターの診療の一翼を担い、脳腫瘍の手術を多数行っています。脊髄終糸脂肪腫、低位脊髄円錐に伴う脊髄係留症候群やもやもや病、水頭症など、脳・脊髄の先天異常の入院診療を多数行っています(術前術後の検査などの入院診療も含む)。形成外科など他科と協力して、頭がい骨、顔面の骨の先天異常の手術も行います。

心臓血管外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 処置等1_なし、1、3あり 処置2なし 定義副傷病なし - - - - -
14029xxx01x0xx 動脈管開存症、心房中隔欠損症 弁形成術等 処置2なし - - - - -
14031xx097x0xx 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く)(1歳以上) その他の手術あり 処置2なし - - - - -
050080xx01010x 弁膜症(連合弁膜症を含む) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 処置1なし 処置2_1あり 定義副傷病なし - - - - -
180040xx97x0xx 手術・処置等の合併症 その他の手術あり 処置2なし - - - - -
心臓血管外科では、新生児から成人に至るまでのあらゆる先天性心疾患及び後天性小児心疾患の手術治療を担当しています。先天性心疾患の診療には、診断、薬物治療やカテーテル治療、手術、術後管理、その後の外来での長期管理などさまざまなステップがあります。心臓血管外科で治療を受ける患者さんは、手術に至るまでに①心疾患が胎児診断され胎児診療科-新生児科-循環器科で管理された患者、②当院で出生後心疾患が判明し新生児科-循環器科で管理された患者、③他院で出生後、当院新生児科に搬送された患者、④他院小児科から循環器科に紹介された患者、に大別されます。本統計では心臓血管外科だけで入院治療が完結する患者数のみを集計しています。他の診療科と協力して入院治療が行われた患者数は、循環器科や新生児科へ集計されています。

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140490xx970xxx 手足先天性疾患 手術あり 処置1なし 84 7.8 7.84 0 3.13
140490xx971xxx 手足先天性疾患 手術あり 処置1あり 46 8.09 9.94 0 4.0
140620xx97xxxx その他の先天異常 手術あり 25 8.76 11.65 0 8.76
140500xx97x0xx 骨軟骨先天性形成異常 手術あり 処置2なし 22 22.95 15.11 0 22.95
160740xx97xx0x 肘関節周辺の骨折・脱臼 手術あり 定義副傷病なし 19 5.42 5.33 0 5.42
手指・足趾の先天性疾患や四肢の形態異常、さらに救急診療科との連携で肘周辺の外傷を多く診療しています。手足の先天異常や外傷では1週間前後の入院が多いのですが、脚延長では数カ月に及ぶ場合があります。

泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140580xx02xxxx 先天性下部尿路疾患 尿道形成手術等 40 11.93 10.03 0 3.18
140590xx97xxxx 停留精巣 手術あり 38 2.53 3.29 0 2.58
140580xx97xxxx 先天性下部尿路疾患 その他の手術あり 16 6.31 7.34 0 2.88
11013xxx03xxxx 下部尿路疾患 尿管膀胱吻合術等 12 6.25 9.48 0 7.08
060160x101xxxx 鼠径ヘルニア(15歳未満) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア 10 2.5 2.87 0 4.2
泌尿器科は、尿路と生殖器を扱う専門診療科です。尿道下裂・停留精巣・膀胱尿管逆流症など、多くの症例を診察しております。
新生児尿路疾患・腎尿路悪性疾患・性分化疾患・総排泄腔遺残症・総排泄腔外反症などの疾患も積極的に診察しております。

形成外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140190xx97xxxx 小耳症・耳介異常・外耳道閉鎖 手術あり 26 8.85 12.33 0 9.27
140140xxxxxxxx 口蓋・口唇先天性疾患 23 9.35 9.91 0 2.7
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 処置1なし 16 2.75 4.28 0 5.13
140490xx971xxx 手足先天性疾患 手術あり 処置1あり 12 6.83 9.94 0 2.17
140245xx97xxxx 舌・口腔・咽頭の先天異常 その他の手術あり - - - - -
小耳症は耳介の大半の欠損、外耳道閉鎖症、中耳異常を主徴とする先天異常です。当院では耳鼻咽喉科とチーム医療を行っています。耳介形成術は自家肋軟骨フレームワークによる再建術を基本とし、多くの症例ではエキスパンダー(組織拡張器)を用いた三期手術を行っています。口蓋・口唇先天性疾患:口唇裂の基本術式はMilliard変法で小三角弁とNordhoffの三角弁を併用します。口蓋裂については耳鼻咽喉科、歯科、リハビリ科(言語聴覚士)と共にチーム医療を提供します。口蓋裂に対する術式は主としてFurlow変法を用いています。術後は口蓋裂チーム外来でフォローし、必要に応じて追加治療を行います。舌・口腔・咽頭の先天異常には巨舌症、鼻咽腔閉鎖不全が含まれます。巨舌症には舌の形態を維持し運動性を損なわない術式を採用しています。鼻咽腔閉鎖不全に対しては口蓋裂チーム外来で評価を行い、主として咽頭弁手術を行っています。手足先天異常:当科では複雑な関節形成や術後の骨切り術などを必要としない状態の患者さんに対して手術を行っています。前述の患者さんについては整形外科が担当します。

耳鼻咽喉科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030250xx970xxx 睡眠時無呼吸 手術あり 処置1なし 104 6.12 8.39 0 4.71
030430xx97xxxx 滲出性中耳炎、耳管炎、耳管閉塞 手術あり 75 1.45 3.32 0 3.83
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 49 5.61 8.12 0 6.59
030440xx01xxxx 慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫 鼓室形成手術 32 5.09 9.36 0 8.03
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 処置1あり 24 2.0 2.08 0 4.58
合併疾患や発達の遅れがある小さなお子様の睡眠時無呼吸症候群に対して適切に評価を行い、必要があればアデノイド切除や口蓋扁桃摘出術を行っております。また、滲出性中耳炎や反復性中耳炎に対しては、保存的治療に反応が悪ければ鼓膜切開や鼓膜チューブ留置術を行い、聴力の改善を図っています。先天性真珠腫や鼓膜穿孔に対しては小さいものであれば低侵襲な内視鏡下に手術を行い、入院期間を短くしています。

眼科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020150xx97xxxx 斜視(外傷性・癒着性を除く) 手術あり 113 5.11 3.36 0 7.13
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 30 10.73 2.91 0 6.43
020220xx97xxx0 緑内障 手術あり 片眼 19 12.84 9.15 0 8.53
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり 片眼 18 10.89 10.53 0 9.39
020320xx97xxxx 眼瞼、涙器、眼窩の疾患 手術あり 17 2.65 3.46 0 5.94
小児眼科領域の全てにわたって診療しています。白内障、緑内障、網膜剥離、斜視、眼瞼、涙器、眼窩の手術で、高度な技術を要しますが、良好な成績を収めています。これらの疾患は、いずれも難治で、治療困難な症例が全国から紹介されています。

皮膚科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080180xx99xxxx 母斑、母斑症 手術なし 2.6 2.0 3.26 0 2.19
080180xx970xxx 母斑、母斑症 手術あり 処置1なし - - - - -
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 処置1なし - - - - -
070020xxxx0xxx 神経の良性腫瘍 処置1なし - - - - -
140620xx99xxxx その他の先天異常 手術なし - - - - -
皮膚科では、血管腫、先天性色素性病変に対し、顔面(眼周囲)および、体幹・四肢の広範囲レーザー照射の際には、入院の上、全身麻酔下での施術を行っております。その他では全身麻酔下での皮膚腫瘍切除術なども行っております。その治療は短期入院で、患者さんの負担にならないように配慮しています。

児童期メンタルヘルス診療科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050200xx99xxxx 循環器疾患(その他) 手術なし - - - - -
170040xxxxxxxx 気分[感情]障害 - - - - -
児童期メンタルヘルス診療科は、気分障害で、児童期に学校への不適応などから、今後うつ状態になる子どもや、現在うつ状態にある患者の、アセスメント・治療・親ガイダンスなどを入院のうえ、行っています。

集中治療科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 定義副傷病なし - - - - -
010080xx99x1xx 脳脊髄の感染を伴う炎症 手術なし 処置2_1あり - - - - -
010230xx99x00x てんかん 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし - - - - -
0400801199x00x 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし - - - - -
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし - - - - -
集中治療科では痙攣、感染症、外傷など、小児全般に関する救急疾患で厳密な管理を必要とする患者さん、術前、術後の状態の不安定な患者さんを、外科、内科を問わず、集中治療室で診療しています。人工呼吸管理が必要になる、肺炎、喘息、気管支炎などの呼吸器疾患、痙攣が止まらない、意識障害がある、てんかん、脳炎などの神経疾患、血圧が下がって循環が維持できない循環器疾患や全身疾患の管理を行います。状態が安定すれば、専門の各診療科が一般病棟で診療することになります。

産科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 207 9.71 9.88 0 37.2
120260xx01xxxx 分娩の異常 子宮破裂手術等 136 9.26 9.77 0 37.1
120170xx99x0xx 早産、切迫早産 手術なし 処置2なし 81 24.09 20.79 3.7 34.72
120180xx03xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 胎児外回転術等 75 2.01 2.15 0 35.76
120180xx99xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 手術なし 59 13.53 6.86 0 36.17
”胎児及び胎児附属物の異常”と分類されるご病気(胎児の形態異常、子宮内での胎児発育遅延、前置胎盤や低置胎盤など胎盤位置異常など、骨盤位や横位などの胎位異常)の管理を行っています。また、切迫流産・切迫早産の妊娠中管理や分娩時の異常に24時間対応しています。

胎児診療科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 26 10.81 9.88 0 34.5
120180xx99xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 手術なし 25 6.2 6.86 4.0 33.32
120170xx01x0xx 早産、切迫早産 子宮破裂手術等 処置2なし 24 24.29 32.16 0 34.29
120170xx99x0xx 早産、切迫早産 手術なし 処置2なし 17 13.47 20.79 11.76 33.35
120260xx01xxxx 分娩の異常 子宮破裂手術等 11 9.91 9.77 0 36.73
胎児診療科では胎児の異常を診察しています。胎児異常はハイリスク妊娠であり、特別な管理を要する場合があります。
また、胎児治療を行う症例では侵襲が加わるため、切迫早産の管理や分娩の異常がおこる場合があります。

不育診療科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120165xx99xxxx 妊娠合併症等 手術なし - - - - -
120260xx01xxxx 分娩の異常 子宮破裂手術等 - - - - -
120140xxxxxxxx 流産 - - - - -
120165xx97xxxx 妊娠合併症等 手術あり - - - - -
不育診療科・妊娠免疫科の患者さんが入院される場合、今年度途中から主科を「産科」として登録しているため、実際の患者数は記載されているよりも多くなります。「産科」の入院患者数・手術件数も御参照ください。

新生児科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし 676 7.28 6.18 0.3 0
140010x299x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重1500g以上2500g未満) 手術なし 処置2なし 139 9.29 11.55 0 0
140010x197x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術あり 処置2なし 43 8.56 8.28 0 0
140010x299x2xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重1500g以上2500g未満) 手術なし 処置2_2あり 27 26.04 27.33 0 0
14031xx19900xx 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く)(1歳未満) 手術なし 処置1なし 処置2なし 24 6.21 8.95 4.17 0
当センターでは年間2000名以上の赤ちゃんが出生していますが、そのほぼ3分の2は、お母さんが病気をお持ちだったり、赤ちゃんが病気をお持ちだったり、分娩の際あるいは生後に赤ちゃんの状態が良くなかったりするケースです。そのため、当院で出生した赤ちゃんの60%以上が、何らかの入院加療・観察が必要となります。ハイリスクの妊娠や分娩が多いため、生まれたときに状態が悪い赤ちゃんも多く、これらのお子さまの状態を改善させるために出生後すぐに治療(新生児仮死蘇生術)を行っています。生まれた時に体重の少ないお子さまの入院が最も多く、さまざまな治療を必要とします。その赤ちゃんの合併症である、動脈管開存症の治療を要する赤ちゃんの入院もあります。生後に生まれつきの心臓の疾患が疑われる赤ちゃんに対しては、超音波検査や胸部X線撮影を行い、呼吸心拍・酸素飽和度モニターを装着して、厳重に管理します。

母性内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120200xx99xxxx 妊娠中の糖尿病 手術なし 12 7.5 6.05 0 37.5
070560xx99x0xx 全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患 手術なし 処置2なし - - - - -
120270xx97x0xx 産褥期を中心とするその他の疾患 手術あり 処置2なし - - - - -
120165xx99xxxx 妊娠合併症等 手術なし - - - - -
120270xx99x0xx 産褥期を中心とするその他の疾患 手術なし 処置2なし - - - - -
妊娠に関連した合併症をもった患者さんや、内科的合併症を持って妊娠した患者さんの診療をおこなっています。妊娠糖尿病や糖尿病合併妊娠に対しては、全身合併症の評価やインスリン治療の導入、血糖コントロール、食事療法などを行います。膠原病や抗リン脂質症候群、高血圧や慢性腎疾患などの内科疾患合併妊娠に対しては、原疾患評価や合併症評価を行います。凝固異常では、原疾患の治療に必要な抗凝固療法の導入を行います。

不妊診療科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120140xxxxxxxx 流産 10 2.1 2.43 0 37.8
120220xx01xxxx 女性性器のポリープ 子宮全摘術等 - - - - -
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 - - - - -
100290xxxxxxxx グルコース調節・膵内分泌障害、その他の内分泌疾患 - - - - -
120110xx02xxxx 子宮・子宮附属器の炎症性疾患 骨盤腹膜外膿瘍切開排膿術等 - - - - -
不妊診療科の診療では、妊娠後も不妊原因の影響で、流産されるかたも多いため妊娠経過を慎重に診させていただいています。また、不妊の原因として子宮内膜ポリープや腹腔内の癒着剥離や子宮内膜症病変、多嚢胞性卵巣症候群がしばしば見つかるので、その場合は入院して手術を行っています。不妊症の方で、内分泌の異常が合併されている方は、内分泌の先生と共同で、治療に当たらせていただいています。精子濃度が少ない方に人工授精の治療をするのですが、この時、子宮内感染をまれに起こす方がおります。抗生物質の投与し治療経過を慎重に診させていただいています。

移植外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060370xx99x00x 腹膜炎、腹腔内膿瘍(女性器臓器を除く) 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし 27 6.33 12.75 0 4.22
060340xx99x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし 15 6.4 9.93 0 12.53
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 処置2なし 12 9.67 5.5 0 6.58
060570xx99xxxx その他の消化管の障害 手術なし - - - - -
140460xx99x0xx 胆道の先天異常(閉鎖症) 手術なし 処置2なし - - - - -
移植外科ではこどもの肝移植・腎移植・小腸移植・肝細胞移植を行っています。肝移植が最も多く、対象疾患は胆道閉鎖症をはじめとする胆汁うったい性肝疾患・代謝性肝疾患・劇症肝炎・肝芽腫などの悪性腫瘍に対する肝移植を積極的に行っています。残念ながら、移植患者さんは本集計から除外する仕組みになっています。移植外科のHPから詳細をご参照いただければ幸いです。
なお、大きな手術である移植手術後にしばしばみられる合併症である腹膜炎を発症した患者さんの入院医療にも対応しています。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - - - - - -
大腸癌 - - - - - - - -
乳癌 - - - - - - - -
肺癌 - - - - - - - -
肝癌 - - - - - - - -
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
当センターは小児と母性に特化した専門診療を行っているため、5大癌に該当する患者さんは多くありません。一方、小児では、白血病、脳腫瘍、小児に好発する固形腫瘍が多く、当センターは小児がん拠点病院・中央機関としてそれらの悪性腫瘍の診療を国内最大規模で行っています。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

患者数 平均在院日数 平均年齢
軽症 - - -
中等症 - - -
重症 - - -
超重症 - - -
不明 - - -
成人の市中肺炎患者は少数でした。当センターで入院診療する成人市中肺炎は、先天性ないし小児期発症の基礎疾患がある患者に限られています。これらの基礎疾患の例として、染色体異常、先天異常症候群、原発性免疫不全、悪性腫瘍治療後、脳性麻痺が挙げられます。当院で診療する成人市中肺炎の重症度に関しては、A-DROPスコアだけでなく、これらの基礎疾患による複雑な病態や難治の状態を考慮する必要があると考えられます。

脳梗塞のICD10別患者数等

ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内 - - - -
その他 - - - -
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I63$ 脳梗塞 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> 3日以内 - - - -
その他 37 8.46 6.32 0
I679 脳血管疾患,詳細不明 3日以内 - - - -
その他 - - - -
成人の脳梗塞は動脈硬化を基盤にすることが最も多いですが、小児ではもやもや病を中心とする脳血管奇形などによる血管閉塞が多くを占めています。もやもや病の患者さんの入院は、①診断の確定、②手術、③術後の画像検査に大別されます。もやもや病自体はまれな疾患であるので、当センターがその専門診療に貢献していることを示しています。なお、もやもや病の治療は待機的手術により行われるので、通常の脳梗塞と異なり発症3日以内がクリティカルとは考えられていません。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

総合診療部

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K386 気管切開術 - - - - -
K403-23 嚥下機能手術(喉頭気管分離術) - - - -
K1741 水頭症手術(脳室穿破術)(神経内視鏡手術による) - - - - -
K1742 水頭症手術(シャント手術) - - - - -
K5622 動脈管開存症手術(動脈管開存閉鎖術(直視下)) - - - - -
総合診療科では、急性期疾患(急な体調不良)に対する入院治療を行っています。重症心身障碍児の患者さんの管理中に気管切開術や喉頭気管分離術が必要になることがあります。この処置は耳鼻咽喉科が施行します。水頭症の患者さんの緊急入院は総合診療部が対応することもあります。その際の手術は脳神経外科が実施します。他の病気の管理中に心臓手術が必要になる患者さんもいます。その際は心臓外科が手術を行います。

消化器科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) - - - - -
K7461 痔瘻根治手術(単純) - - - - -
K533-2 内視鏡的食道・胃静脈瘤結紮術 - - - - -
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) - - - - -
K7462 痔瘻根治手術(複雑) - - - - -
消化器科では、小児期に発症する消化管ポリープ・ポリポーシスの患者を診療しております。特に学童期までの患者や、複数のポリープがあることが分かっているポリポーシスの患者さんでは、全身麻酔下に内視鏡的ポリープ切除術を実施して、安全で適切な治療を行っています。肝臓疾患に伴う、食道・胃静脈瘤の内視鏡的治療も行っています。当科で扱う痔の患者さんの手術は外科が行っています。

循環器科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K574-2 経皮的心房中隔欠損閉鎖術 11 1.4 2.9 0 7.3
K5761 心室中隔欠損閉鎖術(単独) 11 4.2 13.5 0 0.2
K616-3 経皮的胸部血管拡張術(先天性心疾患術後) 10 2.0 2.7 0 2.4
K5861 単心室症手術(両方向性グレン手術) - - - - -
K5862 単心室症手術(フォンタン手術) - - - - -
手術のうち、カテーテル(経皮的)治療以外は、心臓外科が担当しています。循環器科は経皮的心房中隔欠損閉鎖術(カテーテル治療)の学会の認定施設です。肺動脈や大動脈の狭窄部に対する胸部の血管拡張術も、多く施行しています。当センターは生まれてくる患者さんの数が多い心室中隔欠損症から、グレン手術、フォンタン手術のような、複雑な心臓病に対する外科手術も、多く実施しています。循環器科はその患者さんたちの術前・術後管理を担当しています。術前・術後管理は、集中治療室では集中治療科が、生まれて間もない赤ちゃんの多くは新生児科が担当します。

呼吸器科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5091 気管支異物除去術(直達鏡) - - - - -
お子さんが誤ってピーナッツや枝豆などの異物を気管や気管支に吸い込んでしまった場合には、激しい咳こみや喘鳴がみられ、呼吸しにくくなったり、肺炎を起こしたり、時には生命の危険にさらされたりします。そのため、当科では体制が整っていれば異物の摘出術を行います。

神経内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K190-5 重症痙性麻痺治療薬髄腔内持続注入用植込型ポンプ薬剤再充填 - - - - -
K667-2 腹腔鏡下噴門形成術 - - - - -
1. 重症痙性麻痺治療薬髄腔内持続注入用植込型ポンプ薬剤再充填
 重症痙性麻痺の患者の過緊張に対してバクロフェン髄注療法を当院脳外科と共同でこれまで40例に行っています。バクロフェン再充填を2−3か月ごとに外来で行っています。
2. 腹腔鏡下噴門形成術
 当科フォロー中の発達遅滞、胃食道逆流、嚥下障害を伴う経口摂取不能である患者に対して 外科により腹腔鏡下噴門形成術を行っています。

腎臓リウマチ膠原病科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 - - - - -
K2682 緑内障手術(流出路再建術) - - - - -
K772 腎摘出術 - - - - -
K6151 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(止血術) - - - - -
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 - - - - -
連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術、腎摘出術は主に泌尿器科、緑内障手術(流出路再建術)は眼科により施行されています。

免疫科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6262 リンパ節摘出術(長径3cm以上) - - - - -
免疫科では、診断も兼ねてリンパ節の摘出を施行することがあります。その手術は外科が行います。

内分泌・代謝科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K309 鼓膜(排液、換気)チューブ挿入術 - - - - -
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) - - - - -
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - - -
内分泌代謝科では、成長障害(低身長症)、糖尿病、肥満症、先天代謝異常症、小児がん治療後のホルモン異常などの診断と治療を行っています。入院中の合併症治療のため、耳鼻科的手術がなされていますが、耳鼻科で施行されます。長期点滴留置が必要な患者さんには、中心静脈カテーテルの植え込みを行いますが、この手術は外科で施行されます。

アレルギー科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 鼠径ヘルニア手術 - - - - -
鼠径ヘルニア手術が、アレルギー科の入院中に行われたため手術上位に挙げられていますが、これは外科により施行されています。

血液腫瘍科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K9212ロ 造血幹細胞採取(末梢血幹細胞採取)(自家移植) - - - - -
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) - - - - -
K636 試験開腹術 - - - - -
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - - -
K2761 網膜光凝固術(通常) - - - - -
小児外科や脳神経外科、眼科などの外科系診療科と連携して、小児のあらゆる脳腫瘍や固形腫瘍(神経芽腫、網膜芽腫、肝芽腫、腎腫瘍、横紋筋肉腫など)の手術に対応しています。また、当センターは骨髄バンク・臍帯血バンクの認定施設であり、骨髄不全や免疫不全に対する同種造血幹細胞移植を幅広く行っています。また、化学療法や造血幹細胞移植を必要とする患者さんに対する負担を軽減するために、皮下埋め込み型の中心静脈カテーテル留置を小児外科と共同して数多く実施しています。

血液内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K539 心膜切開術 - - - - -
当科で行われた心膜切開術は、心臓手術後の患者さんで、心臓外科が施行しました。

外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 鼠径ヘルニア手術 59 1.0 1.0 0 3.6
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 29 0.8 1.0 0 5.2
K836 停留精巣固定術 23 1.0 1.7 0 2.9
K6333 臍ヘルニア手術 20 1.0 1.0 0 2.5
K7151 腸重積症整復術(非観血的) 14 0 0.7 0 1.1
小児外科では全身の非常に多岐にわたる疾患に対する治療をおこなっています。
小児の外科的疾患はそもそも多くはありません。重篤な疾患の種類は多いですが、それぞれの疾患の数は少なくなります。
そのなかで、特に手術件数が多いのが鼠径ヘルニアで、従来からの鼠径部小切開による手術法(1位)と腹腔鏡を用いた手術法(2位)いずれかにより日常的に根治術が行われています。鼠径ヘルニア手術に停留精巣に対する精巣固定術(3位)、臍ヘルニア根治術(4位)、腸重積の整復術(5位)が続きます。これらは乳児期から幼児期に多いのが特徴的です。
他に急性虫垂炎に対する腹腔鏡下虫垂切除術も数が多い手術となっています。

脳神経外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K186 脊髄硬膜内神経切断術 64 4.0 9.9 0 1.6
K1742 水頭症手術(シャント手術) 15 4.4 12.3 0 3.7
K1741 水頭症手術(脳室穿破術)(神経内視鏡手術による) 10 20.2 29.6 0 2.8
K1803 頭蓋骨形成手術(骨移動を伴う) 10 5.8 28.4 0 1.7
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) - - - - -
脳神経外科で最も多い手術は脊髄終糸病変切除術です。脊髄係留症候群による排尿・排便機能障害、下肢運動機能障害・感覚障害の改善・増悪の予防を図り、特に、早期に手術した例の長期予後は良好です。
2番目に多い手術は、水頭症に対する手術です。脳室からおなかに髄液を流す、脳室腹腔シャント手術や、体外に流すドレナージ手術を行っています。次は頭がい骨の形成手術です。生まれつき頭がい骨に病気を持った患者さんの形成手術を行います。
そして、頭蓋内腫瘍摘出術に関しては、安全な範囲での最大限の腫瘍摘出することで、予後改善、再発率の低下に寄与し、化学療法・放射線療法とともに重要な治療の一翼を担っています。今回は掲載されていませんが、もやもや病に対する頭蓋内外血管吻合術(間接)も多く行っています。これは浅側頭動脈と帽状腱膜のフラップを脳表に接地させるもので、脳への新生血管により脳血流低下が改善します。直接法と比べて、周術期の合併症が少なく、ほとんどの例で安全確実に脳虚血の改善が達成できます。

心臓血管外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5741 心房中隔欠損閉鎖術(単独) - - - - -
K597-2 ペースメーカー交換術 - - - - -
K5551 弁置換術(1弁) - - - - -
K5552 弁置換術(2弁) - - - - -
K5971 ペースメーカー移植術(心筋電極) - - - - -
心臓血管外科では、新生児から成人に至るまでのあらゆる先天性心疾患及び後天性小児心疾患の手術治療を担当しています。先天性心疾患の診療には、診断、薬物治療やカテーテル治療、手術、術後管理、その後の外来での長期管理などさまざまなステップがあります。心臓血管外科で治療を受ける患者さんは、手術に至るまでに①心疾患が胎児診断され胎児診療科-新生児科-循環器科で管理された患者、②当院で出生後心疾患が判明し新生児科-循環器科で管理された患者、③他院で出生後、当院新生児科に搬送された患者、④他院小児科から循環器科に紹介された患者、に大別されます。本統計では心臓血管外科だけで手術治療が完結する患者数のみを集計しています。他の診療科と協力して手術が行われた患者数は、循環器科や新生児科へ集計されます。

整形外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1002 多指症手術(骨関節、腱の形成を要する) 38 1.1 3.9 0 1.0
K1012 合指症手術(骨関節、腱の形成を要する) 17 1.2 4.9 0 2.1
K108 母指対立再建術 13 0.9 5.8 0 5.6
K0581 骨長調整手術(骨端軟骨発育抑制術) 12 1.0 10.3 0 10.4
K0584 骨長調整手術(骨延長術)(指以外) 11 0.9 77.9 0 8.7
多指(趾)症手術、合指(趾)症手術、母指対立再建術が多く、次いで脚長差に対する成長軟骨抑制術や骨延長術、さらに肘周辺外傷に対する骨接合手術がそれに続きます。手足の先天異常や外傷では1週間前後の入院が多いのですが、脚延長では数カ月に及ぶ場合があります。

泌尿器科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K836 停留精巣固定術 29 0.5 1.0 0 2.4
K819 尿道下裂形成手術 24 0.8 7.8 0 3.4
K819-2 陰茎形成術 20 0.8 4.3 0 3.1
K809-2 膀胱尿管逆流手術 14 0.6 5.0 0 7.0
K821 尿道狭窄内視鏡手術 13 1.4 8.2 0 1.8
泌尿器科では、例年約300~320例の手術を行っています。再手術が必要な尿道下裂は、口腔粘膜を用いて多くの症例を手術しております。
新生児疾患・悪性疾患・性分化疾患・総排泄腔疾患・腎移植なども積極的に手術しています。
腎臓科と協力し、腎不全に対する血液透析アクセスや腹膜透析カテーテルの留置も試行しています。
また、腎臓科および移植外科と協力し、腎移植も試行しております。

形成外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm未満) 10 0 1.0 0 3.3
K1012 合指症手術(骨関節、腱の形成を要する) - - - - -
K288 副耳(介)切除術 - - - - -
K2991 小耳症手術(軟骨移植による耳介形成手術) - - - - -
K2992 小耳症手術(耳介挙上) - - - - -
皮膚・皮下腫瘍摘出術(露出部)の多くは顔面の小腫瘤の摘出術です。大半は石灰化上皮腫、類皮嚢腫などです。通常は当日入院、全麻手術1泊で行っています。合指症は手足先天異常の一つです。指間を形成するには指の股の部分に小皮弁を作成し、指の側面には全層植皮を行います。手術は入院が必要ですが、抜糸は日帰り全麻で行っています。副耳は耳介形態異常の最も軽微なものです。基部に軟骨を有する場合は手術適応となります。幼少時は全身麻酔を必要としますので、あまり目立たない場合は経過観察を薦めています。小耳症は耳介の大半の欠損、外耳道閉鎖症、中耳異常を主徴とする先天異常です。当院では耳鼻咽喉科とチーム医療を行っています。耳介形成術は自家肋軟骨フレームワークによる再建術を基本とし、多くの症例ではエキスパンダー(組織拡張器)を用いた三期手術を行っています。耳介挙上術は第3期目の手術で、全層植皮術により耳介側頭溝を再建することでマスクや眼鏡をかけられるようにするために行います。

耳鼻咽喉科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 129 1.0 4.2 0 5.4
K309 鼓膜(排液、換気)チューブ挿入術 42 0.1 0.5 0 4.1
K319 鼓室形成手術 30 0.9 3.2 0 8.4
K318 鼓膜形成手術 11 0.4 1.1 0 10.0
K328 人工内耳植込術 8 1.0 4.6 0 4.5
小児の睡眠時無呼吸に対しては、低年齢や合併疾患、重篤な症例についても、アデノイド切除や口蓋扁桃摘出術を行っています。当科の診療の柱である難聴診療では、鼓膜穿孔や耳小骨奇形、真珠腫による伝音難聴に対して鼓室形成術を行い、感音難聴に対しては人工内耳植込術を行っています。

眼科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2422 斜視手術(後転法) 38 1.8 2.2 0 5.4
K2423 斜視手術(前転法と後転法) 32 1.9 2.2 0 8.4
K2172 眼瞼内反症手術(皮膚切開法) 13 0.3 1.1 0 6.0
K2425 斜視手術(直筋の前後転法と斜筋手術) 13 1.8 2.3 0 4.8
K279 硝子体切除術 13 1.3 10.2 0 2.1
小児眼科領域の全てにわたって診療しています。白内障、緑内障、網膜剥離、斜視、眼瞼、涙器、眼窩の手術で、高度な技術を要しますが、良好な成績を収めています。これらの疾患は、いずれも難治で、治療困難な症例が全国から紹介されています。斜視に関する手術が最多です。

皮膚科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満) - - - - -
K0053 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径4cm以上) - - - - -
K0061 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm未満) - - - - -
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm未満) - - - - -
主に全身麻酔下での皮膚、皮下腫瘍切除術を行っています。

集中治療科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 鼠径ヘルニア手術 - - - - -
K386 気管切開術 - - - - -
K5761 心室中隔欠損閉鎖術(単独) - - - - -
K6011 人工心肺(初日) - - - - -
K836 停留精巣固定術 - - - - -
集中治療室に入室中、もしくは術後入室した患者さんが手術をうけ、集中治療室から他の病院へ、直接転院になった場合が、この統計に含まれます。心室中隔閉鎖術は心臓外科、気管切開術は耳鼻科、鼠径ヘルニア手術や停留精巣固定術は外科が施行します。

産科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 235 5.4 7.1 0 36.6
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 218 3.6 7.1 0 37.3
K907 胎児外回転術 73 0 1.0 0 35.7
K9091 流産手術(妊娠11週まで) 33 1.0 0 0 38.4
K9062 子宮頸管縫縮術(シロッカー法) - - - - -
当院では様々な産科手術を行っております。特に母児の安全を目指し24時間体制で帝王切開に対応しています。また、流産・早産予防のための子宮頸管縫縮術、胎位矯正のための外回転術、流産に至った場合には流産手術を安全に行うよう努めています。

胎児診療科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K910-2 内視鏡的胎盤吻合血管レーザー焼灼術 43 2.0 14.4 11.6 31.8
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 42 9.2 7.2 0 34.8
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 20 3.4 7.2 0 35.1
K910-3 胎児胸腔・羊水腔シャント術 - - - - -
K9091 流産手術(妊娠11週まで) - - - - -
胎児診療科では胎児治療を行っています。代表的なものに双胎間輸血症候群に対する胎児鏡下レーザー手術、胎児胸水に対する胎児胸腔・羊水腔シャント術があげられます。
また、胎児疾患を持つ妊婦さんは必要に応じて帝王切開で分娩となります。

不育診療科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) - - - - -
K9091 流産手術(妊娠11週まで) - - - - -
不育診療科・妊娠免疫科の患者様が手術を受ける場合、今年度途中から主科を「産科」として登録しているため、実際の手術件数は記載されているよりも多くなります。「産科」の入院患者数・手術件数も御参照ください。

新生児科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K9131 新生児仮死蘇生術(仮死第1度) 57 0 19.8 10.5 0
K9132 新生児仮死蘇生術(仮死第2度) 31 0 28.2 12.9 0
K281-2 網膜再建術 - - - - -
K5622 動脈管開存症手術(動脈管開存閉鎖術(直視下)) - - - - -
K5341 横隔膜縫合術(経腹) - - - - -
当センターでは年間2000名以上の赤ちゃんが出生していますが、ハイリスクのお産が多いため生まれたときに状態が悪い赤ちゃんも多く、これらの赤ちゃんの状態を改善させるために出生後すぐに治療(新生児仮死蘇生術)を行っています。また、早産で生まれる赤ちゃんは、眼の網膜(光を感じる細胞が集まった膜)が未熟なために未熟児網膜症という病気を発症する赤ちゃんもいらっしゃいます。この未熟児網膜症が非常に重症な場合には、網膜再建術という手術が必要となります。この手術は非常に特殊な手術で当センターでしかできないため、多くの赤ちゃんが当センターに転院されてきます。また、院内あるいは他院でお生まれになった、予定日より早く生まれた赤ちゃんでは、動脈管という胎児期の遺残血管が閉鎖しない場合があり、生後にこれを閉じるための手術(動脈管開存閉鎖術(直視下))が必要となることがあります。当センターでは、1000g未満の赤ちゃんであっても、必要時にはこの手術を行っています。また、当センターには、胎内ですでに横隔膜ヘルニアという重症な病気が判明している赤ちゃんが、たくさん紹介されてきます。これらの赤ちゃんには、当センターでは生後早期に手術(横隔膜縫合術)を行っています。尚、網膜再建術、動脈管開存閉鎖術(直視下)、横隔膜縫合術は、新生児科への入院期間中に行われますので、新生児科での手術上位5位の中に掲げられていますが、これらの手術はそれぞれ当センターの眼科、心臓血管外科、小児外科が担当しています。

母性内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) - - - - -
K909-2 子宮内容除去術(不全流産) - - - - -
妊娠に関連した合併症をもった患者さんや、内科的合併症を持って妊娠した患者さんの診療中に、出産に関連した手術を必要になることがあります。この手術は産科が行います。

不妊診療科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K909-2 子宮内容除去術(不全流産) - - - - -
K872-3 子宮内膜ポリープ切除術 - - - - -
K873 子宮鏡下子宮筋腫摘出術 - - - - -
K8862 子宮附属器癒着剥離術(両側)(腹腔鏡) - - - - -
K887-4 腹腔鏡下多嚢胞性卵巣焼灼術 - - - - -
不妊診療科では、比較的高齢の患者さんが治療を受け、妊娠されます。若い患者さんに比較し、流産される患者さんが若干多く、流産手術を行い、次の治療を早期に開始しています。腹腔内の癒着剥離や内膜症病変の除去を行うと、妊娠する可能性が高くなるため、積極的に行っています。子宮内ポリープを切除すると、その手術後に妊娠することがあり、適応がある患者さんにポリープ切除術を行っています。

移植外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6153 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) - - - - -
K6232 静脈形成術、吻合術(腹腔内静脈) - - - - -
K6957 肝切除術(2区域切除以上で血行再建) - - - - -
K711 脾摘出術 - - - - -
K714 腸管癒着症手術 - - - - -
移植外科ではこどもの肝移植・腎移植・小腸移植・肝細胞移植を行っています。健常成人をドナーとした生体肝移植手術を国内最多症例実施しています。また肝移植後の血管合併症・胆管合併症や先天性門脈欠損症・門脈大循環シャント症例の血管内治療も数多く実施しています。残念ながら、移植患者さんは本集計から除外する仕組みになっています。移植外科のHPから詳細をご参照いただければ幸いです。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 19 0.15
異なる 15 0.12
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 78 0.63
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 86件(うち、同一78件、「異なる」8件)では、「同一」の割合が多くなっています。入院当初から合併症関連の病名となった患者さんが多い背景として、シャント交換患者が「シャント機能不全」としてこの集計に含まれること、在宅管理しているカテーテル感染による入院患者さんが含まれることなどが挙げられます。180010 敗血症 34件(うち、同一区分が「同一」19件、「異なる」15件)となっており、130100 播種性血管内凝固症候群(DIC)および180035 その他の真菌感染症は少数でした。

更新履歴

2017.09.26
掲載