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国立成育医療研究センター病院における輸血療法に関する考え方について


国立成育医療研究センター病院は、小児医療・周産期医療における高度専門医療センター病院として、特に難病、重症患者の治療を推進しております。そのため、治療の過程で、輸血が必要となることも少なくありません。 一方、患者さんご本人やそのご家族には、宗教などの個人の信条として輸血を望まれない方がおられるのも事実です。 上記をかんがみ、国立成育医療研究センター病院では宗教等の理由で輸血を希望されない患者さまおよびそのご家族の皆様に当センターの輸血療法に関する見解をお示しします。


国立成育医療研究センター病院における輸血療法に関する考え方

当院では、宗教等の理由で輸血を希望されない患者さまおよびそのご家族のお気持ちに十分配慮し可能な限り輸血を行わない治療をいたします。しかし、患者さまの治療上、輸血が絶対に必要と判断した場合には、輸血を行います。したがって、どのような承諾書・免責書をご提示いただいても絶対に輸血は行いませんという確約はいたしません。


上記の見解は、2008年2月に宗教的輸血拒否に関する合同委員会(日本輸血・細胞治療学会、日本麻酔科学会、日本小児科学会、日本産科婦人科学会、日本外科学会の医療関連5学会および法律・マスコミの代表を含む)が公表した『宗教的輸血拒否に関するガイドライン』に準拠して作成したものです。


今後ともすべての患者のみなさまに最善の医療を提供すべく努力して参りますので、当院の輸血療法に関する考え方をご理解いただけますようお願いいたします。


国立成育医療研究センター
病院長

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