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プレコンノート

Action4

かかりつけ医を持とう!

20代から定期的に子宮頸がん検診を受診しよう

 女性にとってかかりつけ婦人科医は、あなたのライフプランを尊重し、適切なケアを提供してくれるパートナーです。
 特に現代の女性は妊娠・出産回数が減ったことで月経回数が増え、月経に関する症状で日常生活に支障をきたす人が増えています。子宮内膜症を発症する人も多く、なかにはひどい月経痛や不妊に至ることもあります。我慢できない痛みがある人は、気軽に相談してみましょう。
 また女性は20代から子宮頸がんに罹患する人が増加します。将来の妊娠のためにも、予防と早期発見が重要です。そのためには、子宮頸がんワクチン接種と定期的な子宮頸がん検診の両方を受けることが効果的です。

※子宮内膜症とは、本来は子宮の内側を覆う子宮内膜が、子宮の内側以外(卵巣・骨盤腔など)にできてしまう病気です。周囲の組織と癒着を起こしてさまざまな痛みを引き起こし、不妊の原因となることもあります。

月経で気になることは婦人科医に相談を

 月経が正常に来ていることは、あなたのからだが健康な証です。月経について次の6つの項目を確認して、あなたのからだをチェックしましょう。気になることがあれば、かかりつけ婦人科医に相談しましょう。

月経痛は?

あっても軽い腹痛

日常生活に支障をきたす痛み、 薬が効かない

月経の間隔は?

25〜38日おき

24日以下、39日以上

月経の持続日数は?

3〜7日間

1〜2日、8日以上

出血量は?

20〜140ml

ナプキンを1〜2時間で交換する、2.5㎝以上の血の塊が出る

月経前の体調は?

イライラやだるさがあってもがまんできる

感情がコントロールできない

月経時以外は?

特に問題なく過ごせている

月経時以外でも出血や腹痛がある、貧血がある

ひとつでもがあれば、婦人科受診がおすすめされます。
かかりつけ婦人科医に相談しましょう。
日本医療研究開発機構 2019年度女性の健康の包括的支援実用化研究事業・Wise「働くオトナのためのプレコンセプションケア入門」より一部引用

確実な避妊のために

 妊娠を考えていない人は確実な避妊法を選びましょう。避妊の失敗率は、コンドーム2~18%、経口避妊薬0.3~9%、子宮内黄体ホルモン放出システム(ミレーナ®など)0.2%といわれています。自分に合った避妊法について、かかりつけ婦人科医に相談してみましょう。

妊娠中のお口のトラブルは、
早産や赤ちゃんの低体重との関連が言われています

 普段から定期的な歯科受診をして、お口のトラブルを最小限にとどめましょう。
 妊娠中につわりで歯が磨けず、虫歯や歯周病を発症し、悪化させる人がみられます。こうした妊娠中のお口のトラブルは早産や赤ちゃんの低体重との関連が指摘されています。

妊娠希望があるときは、主治医に伝える

 持病が妊娠に与える影響を知っておきましょう。高血圧や糖尿病、喘息など、持病のある人が妊娠すると病気が悪化することがあります。また赤ちゃんへの影響から薬の変更が必要なことも。妊娠が持病に与える影響について妊娠前から理解し、あらかじめ主治医や産婦人科医と相談することでリスクを減らしましょう。そのためにも、妊娠希望があるときは、主治医に伝えることが大切です。

国立成育医療研究センターにある「妊娠と薬情報センター」では、妊娠中や妊娠を希望する女性に対して、妊娠・授乳中の薬に関する相談や情報提供を行っています。「持病でお薬を飲んでいるが、妊娠しても赤ちゃんに影響はないだろうか」「妊娠していることを知らずに、お薬を飲んでしまった」など、心配なことがあれば誰でも相談することができます。

国立成育医療研究センターにある「妊娠と薬情報センター」では、妊娠中や妊娠を希望する女性に対して、妊娠・授乳中の薬に関する相談や情報提供を行っています。「持病でお薬を飲んでいるが、妊娠しても赤ちゃんに影響はないだろうか」「妊娠していることを知らずに、お薬を飲んでしまった」など、心配なことがあれば誰でも相談することができます。