国立研究開発法人 国立成育医療研究センター National Center for Child Health and Development

代表: 03-3416-0181 / 予約センター(病院): 03-5494-7300
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研究者・企業の方へ Scholar & Enterprise

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実験動物管理室

研究室紹介

医学・生物学の教育・研究には動物実験が必要不可欠です。実験動物は感情を持った生きた試薬とも言われており、遺伝的な特性を理解し、動物福祉に即した飼育管理が必須です。実験動物管理室は、人道的動物実験の原則である3R(Reduction, Refinement, Replacement)を踏まえ動物福祉に配慮した動物実験を指導しています。
実験動物管理室の人員は室長と研究員の2名で構成され、動物の飼育管理は外部委託会社によって行われています。実験動物管理室の職務は、動物実験において感染症が発生しない衛生的な飼育管理を実施指導し、動物福祉に配慮した飼育、実験環境を提供します。また、日本実験動物学会や研究所実験動物委員会を通じて適正な動物実験や法規についての最新情報の入手に努め、実験動物講習会やホームページなどを通して実験者に情報提供しています。
実験動物委員会は社会医学研究者を含めた8名で構成され、国立成育医療研究センターで行われる全ての動物実験計画書申請書を審査しています。平成25年11月現在、約60の課題が承認され、動物実験が行われています。
研究支援としては、遺伝子改変動物の作製支援、胚保存や動物の清浄化を積極的に推進しています。TALNEやCRISPR/Cas9のノックアウトマウスの作製方法などは日進月歩の勢いで進歩しており、幾つかの研究部と協力して、常に最新技術を取り入れるよう努力しています。また、研究面では遺伝子改変マウスを利用し、胎児の初期発生を検討しています。
当センターは厚生労働省関係研究機関動物実験施設協議会(厚労動協)の会員です。

研究内容

  1. 膜蛋白CD98の役割
    CD98の生理機構についてはアミノ酸のトランスポーター、リンパ球の活性化因子、細胞融合制御因子、接着因子との関連性などが報告されています。それらの機能をさらに解析するためにCD98のノックアウトマウスを作製しましたが、胎生致死であったため詳細な解析は不可能でした。また、受精や胎盤においても、細胞融合は重要なイベントでありそれにCD98が関与しているという報告もあります。それらを解析するため、コンディショナルノックアウトマウスを作製し検討しています。さらに、CD98関連分子(Slc7a5、Slc1a5)のノックアウトマウスも作製し、解析中です。
  2. 初期胚に発現する新規な遺伝子解析
    ES細胞特異的遺伝子(EG628359)などの未知の遺伝子機能を探ります。

○研究部問い合わせ窓口

津村 秀樹
津村秀樹のメールアドレスの画像

実験動物委員会

国立成育医療研究センター研究所において動物実験を行うにあたっての法律等を紹介しています。くわしくはこちら

スタッフ

実験動物管理室

室員

業績

  1. CD98hc regulates the development of experimental colitis by controlling effector and regulatory CD4(+) T cells.Bhuyan ZA, Arimochi H, Nishida J, Kataoka K, Kurihara T, Ishifune C, Tsumura H, Ito M, Ito Y, Kitamura A, Yasutomo K.Biochem Biophys Res Commun. 2014 Feb 21;444(4):628-33.
  2. The role of CD98hc in mouse macrophage functions.Tsumura H, Ito M, Li XK, Nakamura A, Ohnami N, Fujimoto J, Komada H, Ito Y.Cell Immunol. 2012 Mar-Apr;276(1-2):128-34.
  3. Deletion of CD98 heavy chain in T cells results in cardiac allograft acceptance by increasing regulatory T cells.Liu Z, Hou J, Chen J, Tsumura H, Ito M, Ito Y, Hu X, Li XK.Transplantation. 2012 Jun 15;93(11):1116-24."