国立研究開発法人 国立成育医療研究センター National Center for Child Health and Development

代表: 03-3416-0181 / 予約センター(病院): 03-5494-7300
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患者・ご家族の方へ Patient & Family

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NIPT

日本産科婦人科学会において本検査の検討委員会が設置され、検査に対する考え方や検査を行う場合に求められる要件についての指針が平成25年3月9日に示されました。その実施は、認定・登録された施設において慎重に開始されるべきとされております。当センターはその指針に沿った「母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査を実施する施設」の施設認定を受けております。

本検査は、母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査(以下、NIPT(エヌ・アイ・ピー・ティー))であり、その簡便性から検査に関する十分な説明が医療者から示されず、その結果、妊婦がその検査の意義、検査結果の解釈について十分な認識を持たずに検査が行われる可能性があります。また、不特定多数の妊婦を対象に胎児の疾患の発見を目的としたマススクリーニング検査ではありません。

NIPTは妊娠10~16週に採血を行い、21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー、13トリソミーについての確率(陽性、陰性、判定保留)を計算する検査です。NIPTは出生前遺伝学的検査の1つであり、出生前検査の遺伝カウンセリング(胎児の心配ごとに対してどのように対応するのが自分たちにとって最良とおもわれるかを一緒に考える)においてとりうる選択肢の1つにすぎません。そこで、ご検討の出生前遺伝学的検査の種類に関係なく出生前遺伝学的検査の遺伝カウンセリングを行う専門外来(周産期遺伝外来)を受診して頂きます。

以下にNIPTを受けるための条件、予約方法を記載します。

当センターでNIPT検査を受けるには以下の事項をお守り頂きます

  1. 既に産婦人科医の診察を受け、超音波検査により胎児の心拍が確認され出産予定日が決定されていること。
  2. 現在、当センターまたは当センターと医療連携可能な分娩施設(妊娠・分娩管理の連絡や連携ができる)に通院していること。
  3. 「母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査に関する指針」より、下記のいずれかの条件を満たすこと。
    • 前のお子様に染色体の数の変化があった妊婦さん
    • NIPT以外の非確定的検査(母体血清マーカー検査や妊娠初期コンバインド検査)で染色体疾患の可能性が示唆された妊婦さん
    • 超音波検査で染色体疾患を疑う所見がある妊婦さん
    • 高年齢の妊婦さん
    • 13トリソミー、18トリソミー、21トリソミーについて、ご心配の強い妊婦さん

予約方法

妊娠初期は自然流産の頻度が高いため、NIPTをご検討の方は検査前に児の発育を確認していただくことを推奨しています。

※関連リンク