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NIPT

NIPTを実施する医療機関の認証証

令和3年11月に出生前検査認証制度等運営委員会が日本医学会に設置され、「NIPT等の出生前検査の関する情報提供及び施設(医療機関・検査分析機関)認証の指針」が示され、当センターはその指針に示された「NIPTを実施する医療機関(基幹施設)」に認証されています。(2022-基-053)

本検査は、母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査(以下、NIPT(エヌ・アイ・ピー・ティー))であり、その簡便性から検査に関する十分な説明が医療者から示されず、その結果、妊婦がその検査の意義、検査結果の解釈について十分な認識を持たずに検査が行われる可能性があります。また、不特定多数の妊婦を対象に胎児の疾患の発見を目的としたマススクリーニング検査ではありません。

NIPTは妊娠10~16週に採血を行い、21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー、13トリソミーについての可能性(陽性、陰性、判定保留)を調べるスクリーニング検査です。NIPTは出生前遺伝学的検査の1つであり、出生前検査の遺伝カウンセリング(胎児の心配ごとに対してどのように対応するのが自分たちにとって最良とおもわれるかを一緒に考える)においてとりうる選択肢の1つにすぎません。そこで、ご検討の出生前遺伝学的検査の種類に関係なく出生前遺伝学的検査の遺伝カウンセリングを行う専門外来(周産期遺伝外来)を受診して頂きます。

当センターは「NIPT等の出生前検査の関する情報提供及び施設(医療機関・検査分析機関)認証の指針」に沿って出生前検査を行っています

NIPTの対象となる疾患

13トリソミー、18トリソミー、21トリソミー
※その他の疾患に関しては検査の精度に関する検証が不十分で対象となりません(その他の疾患に関して用いることは危険です)

NIPTの受検が選択肢となる妊婦

検査の対象となる疾患の発生頻度が高くなる以下の状態

  1. 高年齢の妊婦
  2. 母体血清マーカー検査で、胎児に染色体数的異常を有する可能性が示唆された妊婦
  3. 染色体数的異常を有する児を妊娠した既往のある妊婦
  4. 両親のいずれかが均衡型転座やロバートソン型転座を有していて、胎児が13トリソミーまたは21トリソミーとなる可能性が示唆される妊婦
  5. 胎児超音波検査で、胎児が染色体数的異常を有する可能性が示唆された妊婦

予約方法

妊娠初期は自然流産の頻度が高いため、NIPTをご検討の方は検査前に児の発育を確認していただくことを推奨しています。

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