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鶏卵、完全除去しない方が6歳時の鶏卵アレルギーの予後がよい

国立成育医療研究センターのアレルギーセンター大矢幸弘センター長、山本貴和子、宮城俊雅(現、沖縄県中頭病院)のグループは、6歳時の鶏卵アレルギー(食物経口負荷試験(OFC)で判定)に鶏卵長期完全除去が影響するかを調査しました。この論文は、小児科学の国際英文雑誌Frontiers in Pediatricsに掲載されました。

プレスリリースのポイント

  • 6歳時に完全除去を継続していた子どもで、鶏卵アレルギーが改善したのは8%のみでした。92%は鶏卵アレルギーが持続していました。
  • アレルギー検査が陽性だからといって完全除去するのではなく、部分解除や経口免疫療法により完全除去しない方が鶏卵アレルギーの予後が良いと考えられます。

※医師の指導の下での対応です。

プレスリリースのポイント

発表論文情報

著者:
宮城俊雅、山本貴和子、荻田博也、木口智之、犬塚祐介、豊國賢治、西村幸司、苛原誠、石川史、佐藤未織、齋藤麻耶子、宮地裕美子、樺島重憲、野村伊知郎、福家辰樹、大矢幸弘
所属:
国立成育医療研究センター アレルギーセンター
題名:
Avoidance of Hen's Egg Based on IgE Levels Should Be Avoided for Children With Hen's Egg Allergy.
掲載誌:
Frontiers in Pediatrics 2021; 8.
本件に関する取材連絡先

国立成育医療研究センター 企画戦略局 広報企画室

03-3416-0181(代表)

koho@ncchd.go.jp

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