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「コロナ×こどもアンケート」第6回調査報告 学校に行きたくないこどもが38%

国立成育医療研究センター(所在地:東京都世田谷区大蔵2-10-1理事長:五十嵐隆)の社会医学研究部・こころの診療部を中心としたグループ「コロナ×こども本部」は、2021年9月に実施した「コロナ×こどもアンケート」第6回調査(回答:こども・保護者合計7,078名)の全体報告をまとめました。第6回調査は、全国的に感染者数が多くなった第5波を受けて緊急で実施し、学校生活や新型コロナワクチンなどに関する捉え方に焦点をあてて調査しています。
その結果、「学校に行きたくない」と感じているこどもが38%いることが分かりました。今回の調査ではその理由についても尋ねており、対人関係の悩み、感染への恐怖、精神的な不調など様々です。また、日常的な運動機会がないこどもは過半数にのぼりました。オンライン授業・ワクチン接種に関しては賛否が分かれ、どちらも示唆に富んだ意見が多く寄せられています。
第6回調査の報告書全文は、国立成育医療研究センター「コロナ×こども本部」のページで公開しています。

【学校に行きたくないと思った頻度(直近1週間)】
(第6回アンケート調査報告書より抜粋(こどもの回答))
【ワクチン接種に対する気持ち】
(第6回アンケート調査報告書より抜粋(こどもの回答))

プレスリリースのポイント

  • コロナ×こどもアンケート第6回調査には、全国のこども1,271名、保護者5,807名、計7,078名の方々にご協力いただきました。
  • 回答したこどもの38%が、直近1週間で学校に行きたくないと思ったことが(いつも・たいてい・ときどき)あると回答しました。
  • 回答したこどもの10%が、直近1週間で運動(からだを動かす遊び)を全くしなかったと回答しました。何回かした程度であるこどもは47%でした。
  • オンライン授業について、(とても・どちらかというと)嬉しいと回答したこどもは53%、(どちらかというと・まったく)嬉しくないと回答したこどもは39%でした。
  • オンライン授業はこどもの感染リスクが少ないので安心だと回答した保護者は70%でした。一方、こどもが友だちと会えないのが心配・かわいそうだと回答した保護者も70%でした。
  • 新型コロナウイルスワクチンを接種できるようになったらすぐに受けたいかという質問に対して、小学生のこどもの55%、中学生以上のこどもの72%が(とても・どちらかというと)受けたいと回答しました。(まったく・どちらかというと)受けたくないと回答したのは、小学生のこどもで38%、中学生以上のこどもで24%でした。
  • 本調査で毎回聞いているこころの状態については、何らかのストレス反応を抱えているこどもは全体の70%でした。
本件に関する取材連絡先

国立成育医療研究センター 企画戦略局 広報企画室

03-3416-0181(代表)

koho@ncchd.go.jp

月~金曜日(祝祭日を除く)9時〜17時


※医療関係者・報道関係者以外のお問い合わせは、受け付けておりません。

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