国立研究開発法人 国立成育医療研究センター National Center for Child Health and Development

代表: 03-3416-0181 / 予約センター(病院): 03-5494-7300
〈月~金曜日(祝祭日を除く)9時〜17時〉

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新型コロナウイルスと母乳育児について

当院では、母乳をあげることについて以下のように対応しています


当院に入院中のお母さんへ

新型コロナウイルス陽性もしくは感染疑いのお母さん

<入院中>

<退院後>

  • 新型コロナウイルスが陰性となるまでは、ご家族と相談して搾母乳をあげるか人工乳をあげるか決めてください。いずれにしても、搾乳をしていれば陰性になってからの母乳育児への移行がスムースです。
  • 母乳中に新型コロナウイルスが含まれるという報告はなく、WHO (世界保健機関)やCDC (アメリカ疾病予防管理センター)では母乳をあげてよいとなっていますが、正確なことはまだよく分かっていません。一方で、新型コロナウイルスに感染したお母さんの母乳中には新型コロナウイルスの抗体(免疫物質)があると言われており、赤ちゃんに飲ませることで発症予防や重症化予防ができるとも言われています。ただし、お母さんが搾乳器や容器などに触れてウイルスが付着することにより感染を引き起こすリスクもありますので、搾母乳をあげる場合には容器を拭くなど、感染を広げないように十分ご注意ください。

【搾乳を行う場合】

  • マスクをしてください。
  • 哺乳瓶を触る前、搾乳する前に手洗いをしてください。(石鹸で20秒以上。また、アルコール手指消毒剤も有効です。)
  • 乳輪回りを清浄綿などで消毒してください。
  • ご自身専用の搾乳器を使用し、その都度洗浄と消毒を行うことが理想的です。
  • 冷凍庫保管の場合は、以下2点を推奨します。
    1. ① 食品保存容器などで2重にする(破損などにより漏れる可能性があるため)。 
    2. ② 冷凍庫に入れる前に、外側をアルコール含有ワイプなどで消毒してから入れる。

【人工栄養を行う場合】

  • 粉ミルクを正しく調乳しましょう
    1. ① 製品に記載された量を守って粉ミルクを入れる。
    2. ② やけどしないように注意しながら、70℃以上のお湯を入れて溶かす(粉ミルクは無菌ではありません。必ず70℃以上のお湯で溶かして殺菌してください)。
    3. ③ 出来上がったミルクは大人の腕の内側などに垂らして、熱すぎないことを確認してから赤ちゃんにあげてください。
    4. ④ 調乳後2時間以内に使用しなかったミルクは、細菌が繁殖しますので破棄してください。

その他

「自宅療養時の注意事項」(厚生労働省)をよくお読みください。
赤ちゃんに触れる前、哺乳瓶にさわる前など、頻繁に手洗いを繰り返してください。


当院に入院していないお母さんへ

ここでは症状が軽く、全身状態のよいお母さんを想定しています。

A. 新型コロナウイルス陽性または疑いとなり自宅待機となったお母さん

  • まず、マスクの着用、手洗いなどの感染予防を行ってください。マスクは鼻と口をしっかり覆うことが重要です。
  • 陽性でも無症状、軽症の場合には自宅隔離となるかもしれません(移住地や流行の程度によって異なる可能性がありますので、ご確認ください)。
  • 既に赤ちゃんも感染している可能性がありますので、注意してみてあげてください。
  • 感染予防を行った上で授乳を継続するか、健康な誰かに搾母乳もしくは人工乳をあげてもらうことを相談してください。母乳中に新型コロナウイルスが含まれるという報告はなく、WHO (世界保健機関)やCDC (アメリカ疾病予防管理センター)では母乳をあげてよいとなっていますが、正確なことはまだよく分かっていません。一方で新型コロナウイルスに感染したお母さんの母乳中には新型コロナウイルスの抗体(免疫物質)があると言われており、赤ちゃんに飲ませることで発症予防や重症化予防ができるとも言われています。ただし、お母さんが搾乳器や容器などにふれてウイルスが付着することにより感染を起こすリスクもありますので、搾母乳をあげてもらう場合には容器を拭くなど感染を広げないように十分ご注意ください。

【直母を行う場合】

  • マスクをしてください。
  • 授乳する前に手洗い(石鹸で20秒以上)をし、乳輪回りを清浄綿などで消毒してください。

【搾乳を行う場合】

  • マスクをしてください。
  • 哺乳瓶を触る前、搾乳する前に手洗いをしてください。(石鹸で20秒以上。また、アルコール手指消毒剤も有効です)。
  • 乳輪回りを清浄綿などで消毒してください。
  • ご自身専用の搾乳器を使用し、その都度洗浄と消毒を行うことが理想的です。
  • 冷凍庫保管の場合は、以下2点を推奨します。
    1. ① 食品保存容器などで2重にする(破損などにより漏れる可能性があるため)。
    2. ② 冷凍庫に入れる前に、外側をアルコール含有ワイプ等で消毒してからいれる。

【人工栄養を行う場合】

  • 粉ミルクを正しく調乳しましょう
    1. ① 製品に記載された量を守って粉ミルクを入れる。
    2. ② やけどしないように注意しながら、70℃以上のお湯を入れて溶かす(粉ミルクは無菌ではありません。必ず70℃以上のお湯で溶かして殺菌してください)。
    3. ③ 出来上がったミルクは大人の腕の内側などに垂らして、熱すぎないことを確認してから赤ちゃんにあげてください。
    4. ④ 調乳後2時間以内に使用しなかったミルクは、細菌が繁殖しますので破棄してください。

その他

「自宅療養時の注意事項」(厚生労働省)をよくお読みください。
赤ちゃんに触れる前、哺乳瓶にさわる前など、頻繁に手洗いを繰り返してください。


B. 新型コロナウイルス陽性となり当院以外の病院へ入院。もしくは、宿泊施設での隔離となったお母さん

  • 入院先、滞在先の方針に従ってください。母乳中に新型コロナウイルスが含まれるという報告はなく、WHO(世界保健機関)やCDC(アメリカ疾病予防管理センター)では母乳をあげてよいとなっていますが、正確なことはまだよくわかっていません。一方で、新型コロナウイルスに感染したお母さんの母乳中には新型コロナウイルスの抗体(免疫物質)があると言われており、赤ちゃんに飲ませることで発症予防や重症化予防ができるとも言われています。ただし、お母さんが搾乳器や容器などに触れてウイルスが付着することにより他人へ感染させてしまう可能性があり、現実的には難しいかもしれません。ただし、搾乳を継続していれば治癒後に授乳がスムーズに再開できますので搾乳は継続しましょう。

【搾乳を行う場合】

  • マスクをしてください。マスクは鼻と口をしっかり覆うことが重要です。
  • 哺乳瓶を触る前、搾乳する前に手洗いをしてください。(石鹸で20秒以上、またアルコール手指消毒剤も有効です)
  • 乳輪回りを清浄綿などで消毒してください。
  • ご自身専用の搾乳器を使用し、その都度洗浄と消毒を行うことが理想的です。
  • 冷凍庫保管の場合は以下2点を推奨します。
    1. ① 食品保存容器などで2重にする(破損などにより漏れる可能性があるため)
    2. ② 冷凍庫に入れる前に外側をアルコール含有ワイプ等で消毒してからいれる

【人工栄養を行う場合】

  • 粉ミルクを正しく調乳しましょう
    1. ① 製品に記載された量を守って粉ミルクを入れる。
    2. ② やけどしないように注意しながら、70℃以上のお湯を入れて溶かす(粉ミルクは無菌ではありません。必ず70℃以上のお湯で溶かして殺菌してください)。
    3. ③ 出来上がったミルクは大人の腕の内側などに垂らして、熱すぎないことを確認してから赤ちゃんにあげてください。
    4. ④ 調乳後2時間以内に使用しなかったミルクは、細菌が繁殖しますので破棄してください。