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寄付金の使途 2022年度

寄付受入額

アイノカタチ基金 5300万円
研究基金 3200万円
もみじの家基金 6300万円
シンクタンク基金 8万円

寄付受入額 1億4800万円 内訳:アイノカタチ基金 5300万円、 研究基金 3200万円、もみじの家基金 6300万円、シンクタンク基金 8万円

寄付金の主な使途

ファシリティドッグ・マサの運営費用(院内環境整備)

ファシリティドッグは、病院で活動するために専門的に育成された犬のことです。ハンドラーと呼ばれる、犬をあつかう研修を受けた臨床経験のある看護師とともに、入院患者の治療や療養生活に関わります。マサは、2021年7月から本格稼働し、2022年度、延べ1,300人以上もの患者さん(お子さんや、妊婦さん)にふれあい、遊び、治療に介入しました。患者さんや職員からの人気も非常に高く、院内を歩いていると必ず声をかけられ、なくてはならない存在になっています。患者さんの治療や入院生活を支えるマサの活動をご支援いただき、誠にありがとうございます。
※運営には、犬およびハンドラーのトレーニング、犬の飼育管理費用(定期的な獣医師の検査と診察、ドッグトレーナーによるフォローアップ、他)ハンドラー人件費などで毎年約1,000万円の費用が必要となります。
寄付金使用額:983万円
ファシリティドックの介入の様子
ファシリティドックの介入の様子

【ハンドラーからのお礼】
いつもご支援をありがとうございます。お蔭様で、ファシリティドッグの活動を安全に継続することができ、子どもたちとご家族をそばで応援することができております。活動範囲も徐々に広げることができ、治療、リハビリテーションのサポートをしております。子どもたちからは、「マサ(ファシリティドッグ)がいるから頑張れる、元気になる」という言葉をいただいています。子どもたちの笑顔のために、これからも頑張っていきます。

イルミネーション(院内環境整備)

当センターでは毎年11月下旬~1月末にかけて、外に出ることができない入院患者さんに少しでも季節を感じてもらおうと、中庭でイルミネーションを行っています。サンタクロースや雪だるま、リスや熊などの動物や大きな馬車など、さまざまなオブジェを置いたり、研究所の壁面をつかった大きなクリスマスツリーも設置しています。入院患者さんやお見舞いに来られたご家族だけではなく、医療従事者も心を温かくしてもらっています。2022年度は、古くなったオブジェを新調させていただきました。外来に来られた患者さんたちが、帰りに写真を撮るなど楽しまれています。
寄付金使用額:192万円
イルミネーションの画像
イルミネーションの画像

産科病棟のカーテン(院内環境整備)

周産期病棟のカーテンは以前から劣化や、日差しがある日は暑いというご意見をいただいていました。そのため皆さまのご寄付で、遮光機能をもつカーテンを購入させていただきました。入院されている妊婦さんたちからは、とても快適になったというご意見をいただいています。
また、以前は小児病棟と同じ動物柄のカーテンを使用していましたが、新しいカーテンは病棟ごとにピンク、クリーム、ホワイトを基調とした落ち着いた色合いのもので、入院期間中、より妊婦さんに心穏やかに過ごしていただけるようになりました。
寄付金使用額:311万円

産科病棟のカーテンの様子
産科病棟のカーテンの様子

医学用図書購入費・UP To Dateライセンス費用(先進的医療への支援)

医師や研究者が利用する専門誌・学術誌などの図書購入費用と、「UP To Date」のライセンス契約費用に使わせていただきました。"UpToDate"は、日常の診療で生じる疑問にすばやく答えることを目的として、医師が医師のために制作した臨床支援ツールです。多くの専門医が執筆を担当し、エビデンスに基づいて作成された信頼性の高い臨床情報源を集約していて、特にレジデントなどが医療の研鑽を積む際に大きく役立っています。
寄付金使用額:708万円

UP to Dateの画面


人材育成に必要な教育研修への支援(教育研究支援)

医療、医療経営など幅広く職員の技能を高めることで、患者さんに対してより専門的できめ細やかな医療を提供することを目的として、研修費用・資格更新費用などに使わせていただきました。
寄付金使用額:286万円

<看護部>
・認定看護管理者教育課程サードレベル
・認定看護管理者教育課程ファーストレベル
・認定看護管理者認定審査 他28件

【副看護部長からのお礼】
このたびは、ご寄付金をいただきまして、誠にありがとうございます。実務経験を積んだ看護職員の中には、さらにスキルアップしたいと考えている職員が多々おります。ご支援いただきました寄付金をキャリアアップ支援として研修費用に活用させていただき、上記のような資格を取得することができました。資格を持つことで専門性を高めることができ、仕事の幅が広がります。今後も人材育成に力を入れ、看護の質向上に努めてまいります。今後ともお力添えのほどよろしくお願い申し上げます。


<臨床検査部>
・日本超音波医学会第95回学術集会
・有機溶剤作業主任者講習会
・特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者講習 他18件

【臨床検査部 臨床検査技師長からのお礼】
臨床検査技師の業務は、血液検査、輸血検査、細菌検査、病理検査、遺伝子検査、生理機能検査など多岐にわたり、それぞれの分野で高い専門性が求められます。また、常に進化していく検査技術に対応するためには、日頃からの自己研鑽が欠かせません。そのための教育研修費用として、寄付金の一部を使わせていただきました。講習会や学会で得た知識や技術を臨床検査業務の質向上につなげることで、成育医療に寄与していきたいと考えます。ご支援ありがとうございました。


<医療工学室>
・臨床工学技士の業務範囲追加に伴う厚生労働大臣による研修
・手術関連指定講習会
・日本人工臓器学会教育セミナー「人工臓器」 他14件

【手術・集中治療部 統括部長からのお礼】
当センターでの医療活動にご理解と多大なご高配をいただき深く感謝いたします。現代の医療では様々な医療機器が必要であり、それらを保守管理し安全に運用できるよう臨床工学技士(CE: Clinical Engineer)の教育研修も不可欠です。ご寄付を頂いた一部を多種多様な医療機器に関するCEの教育研修費用に活用させていただいたことは、安全な医療の実践に極めて有益なことです。今後とも引き続きご支援とご厚情を賜れれば幸いです。


<薬剤部>
・周術期管理チーム薬剤師認定
・小児薬物療法研修会
・NST専門療法士 他10件

<リハビリテーション部>

・新生児理学療法Web研修会
・言語聴覚士認定講座
・NBO(新生児行動観察)トレーニング・コース 他8件

<不妊診療科>
・タスクシフト厚労省指定講習会

<放射線診療部>
・日本放射線腫瘍学会

<栄養管理部>
・日本小児栄養研究会

<医療連携・患者支援センター>
・入院時重症患者メディエーター養成講習

<事務部門>
・国立病院総合医学会

防犯系ITV設備更新(災害対策)

発生頻度が増えている地震や集中豪雨などの災害発生時において、迅速な判断と行動につなげるための「現場の生の情報」を得る手段を充実させました。本設備の整備により、広範囲を遠隔でリアルタイムに見ることができるようになるため、災害発生時の被害状況などの把握が迅速に行えるようになりました。その結果、災害時における医療の持続や避難指示にも役立つようになりました。
寄付金使用額:3300万円

新型コロナウイルス感染症対策のための検温業務人件費など(災害対策)

新型コロナウイルス感染症対策として、発熱や濃厚接触の有無、複数人での外来付き添いを行っていないかなどの確認のため、当センター西正面玄関にスタッフを2人ほど配置し、お声がけさせていただきました。発熱がある場合は、患者さんを個別の待合ブースにお連れし、他の患者さんたちと接触がないようにするなど有効な感染対策をとることができました。その他にも患者さんを感染から守るため、空気清浄機能を備えたバイオセーフティフードを寄付金で購入させていただきました。
寄付金使用額:1179万円

国立成育医療研究センター20周年記念フォーラムの開催(その他)

2022年に、国立成育医療研究センターは20周年を迎えました。当センターを寄付を通して支えてくださっている皆さま、患者さん・ご家族、地域の方々など、多くの方に当センターの取り組みを知っていただくオンラインイベントを開催いたしました。テーマは、小児・周産期医療の「今と、これから」。イベントの中では、寄付者の方々へのお礼も述べさせていただきました。
イベントの様子は、「20周年記念イベントのアーカイブ配信を開始しました」のページをご覧ください。
寄付金使用額:30万円

20周年イベントの画像
20周年イベントの画像



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