代表: 03-3416-0181 / 予約センター(病院): 03-5494-7300
〈月~金曜日(祝祭日を除く)9時〜17時〉

  • アクセス・交通案内
  • 予約センター
  • MENU

小児生理学研究部

研究部紹介

小児生理学部では、小児の難病治療につながる病態解明と治療開発に取り組んでいます。子どもは大人と違って成長・発達のポテンシャルをもちますが、子どもの体のどこにそのような仕組みが備わっているのかわかっていません。私たちは体や細胞、分子やエネルギーに注目して小児が成長・発達を実現する科学的な仕組みを明らかにします。私たちはそのような子どもに特有の能力を「若年性 juvenility」と呼んでおり、これを形作っているメカニズムの解明に迫っています。若年性は疾患によって損なわれますが、その仕組みもわかっていません。若年性の分子機構がわかれば、新たな角度からの再生医療につながると考えています。私たちはこのような世界に類例の少ない小児の研究に取り組んでいます。
私たちの研究部から新たな発見が日々得られています。小児の難病治療を目指した研究成果について下記、業績欄をご参照ください。
当部では小児難病の治療を実現するために、細胞や遺伝子を使った新たな治療法の応用にも積極的に取り組んでいます。小児の生理的な特性を理解し、病気の究明や技術の開発に向けて取り組みを続けます。

人材育成

連携大学院(東北大学医学系研究科、埼玉大学理工学研究科) を通して大学院生として学位を取得して頂くことができます。新しいフェイズを切り開く人材の育成は最も重要であり、システマティックな技術習得・人脈形成・留学・論文発表の支援によりサイエンティストとしてのキャリア構築を支援します。バイオインフォマティクスの素地を習得したり、物理・化学・数理の経験を発揮して頂くことも可能です。次世代の科学や小児医学を担う、世界に通じる研究者の育成に取り組みます。
ラボへの加入を御検討いただける方は随時、ラボツアーを受け入れていますので森まで御連絡下さい。

研究内容

最新の技術を使い、遺伝子のはたらきや細胞の微細構造について調べ、細胞内でどのようにエネルギーが受け渡され活用されるのかを明らかにします。「若年性」の分子実体として分析を進めている「若年性遺伝子 (JAG)」 や「年齢依存的スプライシング (ADAS)」 によって小児が小児でいられる分子機構の解明に取り組んでいます。遺伝子の解析技術は急速に進歩しており、コンピュータを使ったバイオインフォマティクスを積極活用しています。

希少疾患の研究には国際的なコラボレーションが必須であり、世界各地の医師や研究者とネットワークを形成して難病治療の道を切り拓きます。疾患の原因となり得る遺伝子変化のはたらきを詳細に調べ、分子病態の解明を通して遺伝子や分子ネットワークを標的にした治療開発につなげます。急速な発展を続ける検査技術から得られる知見を体系的に分析し、病態のさらなる理解や技術開発に結び付けます。
新しいフェイズを切り開く人材の育成は重要であり、システマティックな技術習得、論文発表や人脈形成の支援によりサイエンティストのキャリア構築を支援します。突破口を開くため、活用する技術に際限を設けず果敢なチャレンジを行い、新たなアイデアの推進を積極的に実施します。

全ゲノムロングリード解析による小児難病の全ゲノム診断や行動解析による神経発達の研究など臨床応用を見据えた最先端技術を用いた研究に取り組みます。

スタッフ

小児生理学研究部

森 雅樹(部長)

部室員

香西 歩 (研究員)
大門 慧子 (研究員)
林 絵里 (事務補助員)
坂口 裕紀 (博士課程大学院生)
篠﨑 一世 (博士課程大学院生)
土元 香菜子 (博士課程大学院生)
胡 競文 (博士課程大学院生)
小倉 彩心 (大学生)
倉川 日向 (大学生)
鈴木 敦信 (大学生)
村山 尊之 (大学生)
齋藤 乃威 (大学生)

業績

2026

  1. Ariyama H#, Tsukamura A#, Miyatake S#, Okado S# (#, equall contribution), Itabashi I, Ogura A, Suzuki A, Kurakawa H, Sakaguchi Y, Nakatake Y, Sanada R, Terakado I, Koshimizu E, Mizuguchi T, Hamada K, Ogata K, Nakagawa E, Sakakibara T, Shirai M, Fujihara Y, Ullah M, Quinodoz M, Rivolta C, Khan AG, Khan MN, Ansar M, Gerkes EH, Rinne T, Stegmann APA, Sinnema M, Alghamdi MA, Alharby E, Balahmar RM, Almontashiri NAM, Baer S, Piton A, Díes Curià C, Mercier S, Cogné B, Yap P, Morita S, Kakita A, Kato M, Maruo Y, Matsumoto N, Mori M*. The mTOR-Dop1a-Agpat2 axis regulates nuclear phospholipid homeostasis. iScience. DOI: 10.1016/j.isci.2026.115860, 2026

2025

  1. Atsushi Tsukamura, Hirotaka Ariyama, Natsuki Hayashi, Satoko Miyatake, Satoko Okado, Sara Sultana, Ichiro Terakado, Takefumi Yamamoto, Shoji Yamanaka, Satoshi Fujii, Haruka Hamanoue, Ryoko Asano, Taichi Mizushima, Naomichi Matsumoto, Yoshihiro Maruo, Masaki Mori* KNTC1 introduces segmental heterogeneity to mitochondria. Disease Models & Mechanisms. 18 (3): DMM052063, 2025

ページトップへ戻る