代表: 03-3416-0181 / 予約センター(病院): 03-5494-7300
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所長挨拶

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所長 梅澤 明弘

研究所では、病院との緊密な連携のもとに、成育医療における実験医学から社会医学に至るまで広範な分野を対象とした先進的な研究を遂行しています。最先端の機器と優れた研究体制が整備された研究環境の中で、様々なバックグラウンドを持つ研究者たちが全国から集まり、切磋琢磨しながら明日の成育医療を創造しようと努力を重ねています。研究者の多様性と互いの緊密な研究連携が、優れた研究成果を世界に向けて発信していく原動力となっています。次世代の成育医療を担う研究者の育成にも努めており、全国の大学や成育医療施設と積極的な共同研究を行っています。最近では、ヒト幹細胞からの腸管作成、新規疾患概念の確立(Kagami-Ogata症候群など)、卵アレルギー予防法の開発など世界に先駆けた特筆すべき成果が誕生しました。また、最先端の遺伝子解析技術を駆使した難病解明プロジェクト(未診断疾患イニシアチブ:IRUD)の拠点や、小児がん中央診断の拠点として全国の医療施設に最先端の医療を提供するとともに、それらを通じて新たな病因遺伝子や発がんに関わる新規融合遺伝子を発見しています。社会医学・疫学では、小児をとりまく社会環境要因が健康に及ぼす影響を分析すると共に、様々な国際共同研究を行っています。さらにわたしたちは、厚生労働省をはじめとする各省庁からの要請に応じて、母子保健、ゲノム医療実現推進、ヒト胚研究、再生医療、遺伝子治療、新生児マススクリーニングなど、日本の様々な健康医療政策に関する提言を行っています。

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