代表: 03-3416-0181 / 予約センター(病院): 03-5494-7300
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センター長挨拶

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臨床研究センターでは、当センターの設立理念である「成育医療と女性の健康に関する新しい研究の発展」に貢献するため、基礎研究から臨床へつなげる研究(橋渡し研究)や、治験・臨床研究の推進に取り組んでいます。
成育医療と女性の健康の分野は、小児内科や小児外科、産科、女性診療科など幅広い診療科が関わるという特徴があります。また、小児や妊娠・出産期の女性、授乳中の女性を対象とする際には、研究参加者の安全を守るために特別な配慮が必要です。さらに、この分野に関連する医薬品や治療法の研究開発は十分に進んでおらず、海外では使用可能な薬や治療法が日本では導入されていないといった課題も多く残されています。
次世代を健やかに育み、小児も女性も安心して暮らせる社会を実現するために、成育医療と女性の健康に関する医学の発展は欠かせません。そのため、治験や臨床研究を通じた新しい医療の早期実用化は、最も重要な課題のひとつです。
また、患者さんや地域の方々と協力しながら研究を進め、成果を社会に役立てることも私たちの大切な使命です。特に希少な疾患については、日常診療で得られる実際のデータ(リアルワールドデータ)を活用した早期の開発が重要であり、疾患情報の収集と活用も積極的に進めています。
臨床研究センターは、小児・女性医療に関する国内外の医療機関や研究拠点と連携し、これらの課題解決と満たされていない医療ニーズに応える研究を推進していきます。

松山 琴音

国立成育医療研究センター
臨床研究センター長

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