国立成育医療研究センターがモンゴル母子保健病院を支援 ~小児麻酔・外科分野での医療技術の向上へ貢献~
国立成育医療研究センター(所在地:東京都世田谷区大蔵、理事長:五十嵐隆)は、令和7年度医療技術等国際展開推進事業の研修実施機関に採択され、モンゴルにおける小児外科領域の中心的な医療機関・モンゴル母子保健病院に対し小児麻酔・小児外科分野での医療技術支援を行います。
医療技術等国際展開推進事業は、日本の優れた医療制度や製品、技術を海外へ展開するために厚生労働省が行っている取り組みで、今回採択された『Project TOMOSHIBI』では当センター麻酔科の馬場千晶診療部長がプロジェクトリーダーを務めます。
近年、世界的により高度な麻酔管理や手術手技が必要なお子さんは急増していますが、医療体制や技術が整っていない国も多くあります。本プロジェクトは、モンゴルの子ども達が、より良い手術・麻酔管理を受け元気に過ごしてもらうことを目標に、当センターの小児麻酔科医、小児外科医が当該病院に赴き、現地医師とともに麻酔管理・手術を行うことや、モンゴルチーム全体への技術教育を行います。また、モンゴル母子保健病院の麻酔科医・手術室看護師、外科医が当センターで研修を行い、モンゴル全体の小児麻酔・小児外科分野の技術向上を目指します。
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