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鶏卵アレルギーなど、子どもの食物アレルギーで親の育児ストレスが増加することが明らかに ~全国大規模調査では初の研究結果~

国立成育医療研究センター(所在地:東京都世田谷区大蔵、理事長:五十嵐隆)エコチル調査研究部・アレルギーセンターの大矢幸弘、山本貴和子らの研究グループは子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査1)約6.5万人 のデータから、子どもの食物アレルギーと親の育児ストレスの関連性について分析しました。
その結果、食物アレルギーの子どもを持つ親は、育児ストレススコアが有意に高くなることが明らかとなりました。種類別の調査では鶏卵アレルギーについても同様の傾向が見られた一方で、牛乳、小麦、ナッツアレルギーでは明確な関係性は認められませんでした。
本研究成果は、アレルギー分野の雑誌「Allergy」に掲載されました。

研究デザインとその結果
【研究デザインとその結果】

プレスリリースのポイント

  • 世界で初めて、大規模調査から子どもの食物アレルギーが親の育児ストレスを増加させることを明らかにしました。
  • 鶏卵アレルギーが親の育児ストレスを増加させることがわかりましたが、牛乳、小麦、ナッツアレルギーでは明確な関連性は認められませんでした。
  • 医療従事者は日常の診療の中で、食物アレルギーの子どもを持つ親のストレスに注意しながらコミュニケーションを取ることが重要です。

研究結果

2011年1月から2014年3月までにエコチル調査に登録した、北海道から沖縄まで日本全国15の地域の親子を対象としました。統計分析の対象となる子どもは65,805人でした。そのうち、2歳の時点で7.2%の子どもが食物アレルギーの診断を受けていました。
分析した結果、子どもに食物アレルギーの診断があると、親の育児ストレススコア(係数 0.47、95%CI 0.19-0.75、p = 0.001)が有意に高くなることが明らかとなりました。
また、子どもの食物アレルギーの種類別による分析でも、鶏卵アレルギーについて同様の傾向が見られました。ただし、牛乳、小麦、ナッツアレルギーでは明確な関係性は認められませんでした。

発表論文情報

題名:Parental stress and food allergy phenotypes in young children: A National Birth Cohort (JECS)

著者:山本貴和子、朴慶純、岩元晋太郎、小西瑞穂、齋藤麻耶子、佐藤未織、宮地裕美子
目澤秀俊、西里美菜保、羊利敏、熊坂夏彦、大矢 幸弘

所属:国立成育医療研究センター

掲載誌: Allergy
DOI:10.1111/all.16035

本件に関する取材連絡先

国立成育医療研究センター 企画戦略局 広報企画室

03-3416-0181(代表)

koho@ncchd.go.jp

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