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院内がん登録 小児・AYA世代がん集計について

厚生労働省より協働して小児がん中央機関として指定されている、国立がん研究センター(所在地:東京都中央区築地、理事長:中釜斉)と国立成育医療研究センター(所在地:東京都世田谷区大蔵、理事長:五十嵐隆)は、全国のがん診療連携拠点病院等をはじめとするがん専門施設において実施されている2016年および2017年の院内がん登録のデータを集計し、小児がんおよび若年成人(Adolescent and Young Adult, AYA世代)に特化した報告書をまとめました。2つのナショナルセンターが協働で集計する体制はこのたび初めて構築されたものであり、今回はその最初の報告となります。

プレスリリースのポイント

  1. 小児がん中央機関の協働により、小児・AYA世代に該当する患者について院内がん登録を詳細に集計した報告である。
    国際小児がん分類に基づく大分類(0歳~14歳)
    AYAがん分類に基づく大分類(15歳~39歳)
  2. AYA世代(15~39歳)のがんは、年齢によりがんの種類の分布が異なっている。20歳以上のがんは女性に多く、20~39歳のがんでは約80%を女性が占めている。
  3. 小児がん診療は、全国15か所の小児がん拠点病院だけでなく、がん診療連携拠点病院等でも行われている。

報告書掲載サイト

国立がん研究センター がん情報サービス「がん登録・統計」

本件に関する取材連絡先

国立成育医療研究センター 企画戦略局 広報企画室

03-3416-0181(代表)

koho@ncchd.go.jp

月~金曜日(祝祭日を除く)9時〜17時


※医療関係者・報道関係者以外のお問い合わせは、受け付けておりません。

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