国立研究開発法人 国立成育医療研究センター National Center for Child Health and Development

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第28回日本小腸移植学会開催

臓器移植センター
笠原群生


平成28年3月12日、第28回日本小腸移植学会を国立成育医療研究センター主催で開催させていただきました。参加者112名と臓器移植系の学会では大変多くの参加をいただきました。小腸移植は短腸症候群や小腸機能不全により、長期経静脈栄養を要する患者さんに適応されます。わが国では平成8年に京都大学で第1例目が実施され、当時京都大学移植外科研修医として診療に関与させていただきました。その後10余例の小腸移植症例を経験しましたが、小腸の移植成績は大変厳しく、日々の小腸移植後患者さんの管理・その生存率から、非常に難しい医療であると実感いたしました。一方で、腸機能不全患者管理の進歩は著しく、小腸移植も免疫抑制剤使用方法の改良・保存方法の改善等により著しい移植成績の改善も報告されております。国立成育医療研究センターでも臨床小腸移植実施にむけて鋭意努力している次第です。

今回の小腸移植研究会ではわが国の腸管再生医療を担っている東京医科歯科大学消化器内科 渡辺守教授に「難病克服に向けた新しい消化管再生医療」、国立成育医療研究センター生殖医療研究部の阿久津英憲先生に「小腸と再生医療」をご講演いただきました。

写真:主催の成育移植チーム
2016_0314-1.jpgの画像

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