国立研究開発法人 国立成育医療研究センター National Center for Child Health and Development

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モスクワにおけるG8関連母子保健会合に出席して

政策科学研究部
森 臨太郎

2014年4月15日から17日まで開催された標記の会合に、日本小児科学会より推薦を得て、参加してきましたので報告いたします。
G8が2010年にカナダ・ムスコカで開催された際、「G8・ムスコカ・イニシアティヴ」という母子保健に関して全世界で取り組むという約束がありました。G8の一員であるロシア連邦がこの一環として開始したのが、今回のInternational Forum “Reducing child mortality – the Russian experience of universal pediatric care coverage for child population as an instrument of achieving the Millennium Development Goals”で、今年は第三回目を迎えました。ただ、ウクライナ情勢など、昨今のG8を巡る政治情勢の影響が少し影を落とし、G8色が薄まり、学術会合としての色を強めての開催のようでした。
米国やドイツなどの先進国とともに、ロシアの影響が強い中央アジアを含めて、サブサハラ等の途上国から、そしてWHO(世界保健機関)からも母子保健関係者が集まり、ミレニアム開発目標の特に4(小児の死亡率の削減)の最終年(2015年)が近づく今、各国の経験が持ち寄られて討議が行われました。当職は、日本における、戦前からの水と衛生整備とともに飛躍的に削減された下痢症関連の乳児死亡や、戦後高度成長前の施設分娩増加とともに削減された妊産婦死亡、そして、1961年に到達した国民皆保険制度を背景にした、医療的ケアの全土への到達の経験と、新生児医療界で進めている、診療・組織プロファイリングと、診療ガイドラインを組み合わせた、新しい診療の質向上パッケージに関して話題提供し、WHOや途上国を含めて、多くの関心を持っていただき、さっそく、WHOと共同で作業することになるなど、一定の成果を得ました。夜は歴史あるボリジョイ劇場のオペラに呼ばれたり、赤の広場を訪問する機会もあり、各国の母子保健関係者と多くの交流もできました。

ボリジョイ劇場の画像
ボリジョイ劇場

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