国立成育医療研究センターに手術支援ロボット「ダビンチ」が導入されました
国立成育医療研究センターはこのたび、手術支援ロボット「ダビンチ(da Vinci)」を導入いたしました。これは、皆さまからの温かいご寄付と、国からの支援により実現したもので、全国の小児専門医療機関としては初めての導入となります。
ダビンチは、微細かつ高精度な操作が可能な最新の手術支援ロボットで、手術者の手ぶれを補正しながら、3Dの立体映像と多関節アームを用いて、より安全で低侵襲な手術を可能にします。
今後は、女性の健康総合センターにおける女性の健康に関する研究の推進や、女性総合診療センターにおける婦人科手術。小児外科領域での難易度の高い手術、さらには小児の臓器移植手術など、成育医療の先端分野において幅広く運用してまいります。特に、体の小さなお子さんにとって、傷が小さく回復の早いロボット手術は、大きな恩恵をもたらすと期待されています。
当センターは引き続き、全てのこどもと女性、そしてそのご家族の健康と未来のため、最先端医療の実装と普及に取り組んでまいります。
あらためて、皆さまのご支援に心より感謝申し上げます。
【手術用ロボットの画像】