【9月1日より改訂】分娩費用についてのお知らせ
国立成育医療研究センターでは、2025年9月1日より分娩費用の改訂をさせていただくことになりました。
これまで正常分娩の料金は2010年度、帝王切開の料金は2015年度から変更せずに据え置いてまいりました。しかしその間に、人件費や医療物品の価格が上昇しており、現在の料金では十分な対応が難しくなってきております。
分娩には陣痛の開始から赤ちゃんが生まれた後、お部屋に戻るまでの長い時間にわたり、産科医師・新生児科医師・麻酔科医師・助産師など多くのスタッフが関わります。また、超音波診断装置や分娩監視装置、赤ちゃん用の保温機器や体調モニターなどの高額な医療機器のほか、使い捨ての医療器具やLDR室(分娩室)の備品など、さまざまな物品が必要となります。また、出産後の回復をより良いものにするため、産後のお食事についても食材の選定や調理に工夫を加え、内容をさらに充実させる取り組みを行っております。こうした医療体制と安全な分娩の提供を今後も維持していくために、費用の改定についてご理解いただきますようお願いいたします。
分娩・無痛分娩・帝王切開などの出産費用
分娩の種類 | 改訂前 (概算額) |
改訂後 (概算額) |
ご本人様の負担額(出産育児一時金を差し引いた額) | |
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経腟分娩
|
通常の分娩
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約75万円 | 約89万円 | 約39万円 |
無痛分娩
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約93万円 | 約107万円 | 約57万円 | |
帝王切開分娩
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約60万~70万円 | 約70万~80万円 | 約20万~30万円 |
お問い合わせ
国立成育医療研究センター
電話:03-3416-0181(代表)