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免疫アレルギー・感染研究部 伊藤 育容が日本川崎病学会最優秀演題賞

2022年9月30日~10月1日におこなわれた第42回 日本川崎病学会総会・学術集会で、免疫アレルギー・感染研究部で研究をしている、横浜市立大学小児科の大学院生である伊藤 育容の発表「ヒト冠動脈血管内皮細胞培養モデルを用いた免疫グロブリン不応川崎病に対する新規治療薬候補の同定」が日本川崎病学会最優秀演題賞を受賞致しました。研究では、免疫グロブリン不応となるメカニズムをヒト冠動脈細胞モデルを用いて、IVIG不応の際に出現する細胞内の炎症因子IkBζを同定しました。この炎症因子の発現を強く抑制する2種類の薬剤が、冠動脈細胞での炎症を強く抑制しました。IVIG不応川崎病における冠動脈後遺症を予防するための治療薬の可能性を示唆しました。

伊藤育容のコメント

「この度は、過分な賞を頂きまして誠に光栄に存じます。これまで連綿と当研究室で研究を続けてこられた、多くの先生方の成果を認めて頂いたものと思い、とても嬉しく思います。また、まだまだ研究の道に足を踏み入れたばかりの自分を、常日頃から親身にご指導下さる先生方、免疫・アレルギーラボの皆様へ深く感謝致します。この賞を励みに、未だ確立されない川崎病の病因の追求と、効果的な治療法の開発に一歩でも近づいていけるよう、今後も研究を続けて行きたいです。」

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