国立研究開発法人 国立成育医療研究センター National Center for Child Health and Development

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村上将啓研究員が日本川崎病学会学術集会で「最優秀演題賞」

当センター研究所 免疫アレルギー・感染研究部の村上将啓研究員が、11月20日~21日に開催された第41回日本川崎病学会学術集会において、「IVIG不応例に対する新規治療薬候補のスクリーニング」という演題で、最優秀演題賞を受賞しました。
川崎病は乳幼児期に特有の血管炎症候群で、いまだに原因は不明ですが患者数は増え続けています。標準治療として免疫グロブリン製剤(IVIG)が使われており、多くの患者に有効です。一方でIVIGが効かない患者も約2割おり、このような患者に対してはIVIGに替わる新たな治療法開発が求められています。本研究では、これまで当研究部で明らかにしてきたIVIG不応メカニズムに基づいて、6000種以上の化合物からなる創薬ライブラリーからスクリーニングを実施し、有力な新薬候補を複数発見しました。本研究成果は、標準治療が奏功せず重症化する川崎病患者に、新たな治療法提供の可能性を示した点が審査員から評価されました。

村上研究員のコメント

村上研究員

この度は最優秀演題賞をいただき、非常に光栄と存じます。愚直に実験することしかできない私がこのような賞をいただけたのは、懇切丁寧にご指導くださった先生方や免疫アレルギー・感染研究部の皆様のお陰です。自分にとっても大変貴重な良い経験となり、身が引き締まる思いです。今後も川崎病のIVIG不応機序の解明や、さらに効果的な治療の開発のため研究を続けていく励みとなりました。