【11月5日開催】第24回免疫アレルギーTerakoya勉強会のお知らせ
この勉強会は、日頃診療している免疫アレルギー疾患の「基礎研究からどこまで分かっているのか」を体験する勉強会です。免疫アレルギー疾患の病態・治療に興味のある医療関係者、研究者に向けた勉強会ですので、皆さんのご参加をお待ちしています。
実施要項
開催日時 | 2021年11月5日(金曜日)19時~(約1時間程度) |
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開催方法 | Microsoft Teamsによるオンライン開催(事前登録が必要です) |
対象 | 免疫アレルギー疾患の病態に興味のある医療関係者、研究者、初学者 |
事前登録方法 | 参加希望の方は下記アドレス宛てにご氏名、所属をご連絡ください。 開催1時間前に、招待メールを送付いたします。 |
事前登録メールアドレス | Allergy-terakoya@ncchd.go.jp |
申し込み締め切り | 開催当日 11月5日(金曜日)17時30分まで |
テクニカルセミナー | テーマ:「免疫研究者からみたCOVID-19、ワクチンとアレルギー」 講師:松本健治( 国立成育医療研究センター 免疫アレルギー・感染研究部 部長) |
講師からのコメント
松本健治(国立成育医療研究センター 免疫アレルギー・感染研究部 部長)
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染症(COVID-19)が昨年春から世界中で猛威をふるっています。多くの都市で政府によるロックダウンや徹底した防御対策、ワクチンの実用化が行われてきましたが、流行開始から1年半を経過した今でも有効な治療薬は明らかではなく、ワクチンが行き渡り始めても変異株(mutation of concern: MOC)の出現によって新たな流行が繰り返されています。また、世界で初めてのmRNAワクチンは予想以上の効果を示している一方、これまでに経験されなかったアナフィラキシーや副反応が問題となっています。
本講演では、免疫アレルギーの基礎研究者の視点でCOVID-19、ワクチンとアレルギーについて概説をし、皆さんと一緒に考える機会としたいと思います。