【7月30日開催】第21回免疫アレルギーTerakoya勉強会のお知らせ
この勉強会は、日頃診療している免疫アレルギー疾患の「基礎研究からどこまで分かっているのか」と「最新の臨床」を体験する勉強会です。免疫アレルギー疾患の病態・治療に興味のある方。臨床医、研究者を問わず、初学者向けの勉強会ですので、皆さんのご参加をお待ちしています。
実施要項
開催日時 | 2021年7月30日(金曜日)19時~(約1時間程度) |
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開催方法 | Microsoft Teamsによるオンライン開催(事前登録が必要です) |
対象 | 免疫アレルギー疾患の病態に興味のある方 臨床医、研究者を問わず、初学者向け |
事前登録方法 | 参加希望の方は下記アドレス宛てにご氏名、所属をご連絡ください。 開催1時間前に、招待メールを送付いたします。 |
事前登録メールアドレス | Allergy-terakoya@ncchd.go.jp |
申し込み締め切り | 開催当日 7月30日(金曜日)17時30分まで |
テクニカルセミナー | テーマ:「IgE抗体をめぐる謎について考えてみよう」 講師:森田英明(国立成育医療研究センター 免疫アレルギー・感染研究部 アレルギー研究室長) |
講師からのコメント
森田英明(国立成育医療研究センター 免疫アレルギー・感染研究部 アレルギー研究室長)
1966年に日本人研究者である故石坂公成先生、故石坂照子先生がIgE抗体を発見されて以来、IgE抗体を介したアレルギーメカニズムの理解は飛躍的に向上しました。現在では、「アレルギーと言えばIgE抗体」という概念が、一般の方々にも広く浸透しております。
一方で、IgE抗体はどこで作られ続けているのか? IgE抗体が高値を示すのに、抗原に暴露されても症状がでない患者さんがいるのは何故か?等々、多くの謎が残されています。
現段階では謎に対する明確な答えは示されておりませんが、本講演では近年の研究をご紹介し、IgE抗体をめぐる謎に関して、参加者の皆様と考える機会になればと考えております。どうぞお気軽にご参加ください。