当センター患者さんに対する、新型コロナワクチンの優先接種の予約開始について
米ファイザー製の新型コロナワクチンについて、公的な予防接種の対象年齢が12歳以上に拡大されました。
そのため当センターでは、当センターに通っている基礎疾患のある12歳以上の患者さんを対象に優先接種を行います。
優先接種のためには、お住まいの自治体が発行する接種券が必要です。接種券の発行には時間がかかる場合や、決められた期間内に申請をしなければならない自治体もありますので、まずはお住まいの自治体にお問い合わせをお願いいたします。
そのため当センターでは、当センターに通っている基礎疾患のある12歳以上の患者さんを対象に優先接種を行います。
優先接種のためには、お住まいの自治体が発行する接種券が必要です。接種券の発行には時間がかかる場合や、決められた期間内に申請をしなければならない自治体もありますので、まずはお住まいの自治体にお問い合わせをお願いいたします。
※ワクチンの最終接種日は以下の通りとなります。
第1回目のワクチンの最終接種日は10月 7日(木曜日)
第2回目のワクチンの最終接種日は10月28日(木曜日)
優先接種の対象
下記、全ての要件を満たす12歳以上の患者さんが対象です。
- 国立成育医療研究センターに通院している患者さん
- 基礎疾患がある患者さん
- 自治体が発行する「接種券」を持っている患者さん
- 当センター主治医が接種可能と判断した患者さん
- 保護者の同意が得られている患者さん
※当センターに通っていない一般の方の接種は、お受けしておりません。
接種までの流れ
- 外来受診日に当センター主治医に直接相談(※電話での予約や相談はお受けしておりません。)
- 主治医からワクチン接種についての説明を受け、接種可能と判断されたら「予診票」を受け取る
- 1階に設置されている「ワクチン接種カウンター」で「予診票」を見せて、優先接種予約を行う
- 予約日に、当センターでワクチン接種を受ける
予約開始日
6月28日(月曜日)の外来受診の患者さんから、予約の受付を行います。
※電話での予約はお受けしておりません。
接種日
毎週水曜日・木曜日 午後1時~午後4時
※7月7日(水曜日)より接種開始
※7月7日(水曜日)より接種開始
接種場所
国立成育医療研究センター 1階 講堂
優先接種対象となる基礎疾患について
・以下の病気や状態の方で、通院している方
・BMI30以上を満たす肥満の方
- 慢性の呼吸器の病気
- 慢性の心臓病(高血圧を含む。)
- 慢性の腎臓病
- 慢性の肝臓病(肝硬変等)
- インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病又は他の病気を併発している糖尿病
- 血液の病気(ただし、鉄欠乏性貧血を除く。)
- 免疫の機能が低下する病気(治療中の悪性腫瘍を含む。)
- ステロイドなど、免疫の機能を低下させる治療を受けている
- 免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患
- 神経疾患や神経筋疾患が原因で身体の機能が衰えた状態(呼吸障害等)
- 染色体異常
- 重症心身障害(重度の肢体不自由と重度の知的障害とが重複した状態)
- 睡眠時無呼吸症候群
- 重い精神疾患(精神疾患の治療のため入院している、精神障害者保健福祉手帳を所持している、又は自立支援医療(精神通院医療)で「重度かつ継続」に該当する場合)や知的障害(療育手帳を所持している場合)
日本小児科学会の考え方
日本小児科学会では、12歳以上の子どもの新型コロナワクチンの接種について「新型コロナワクチン~子どもならびに子どもに接する成人への接種に対する考え方~」という提言を発表しています。接種の参考にご覧ください。
お願い
- 新型コロナワクチンの優先接種には、自治体が発行する「接種券」が必要です。自治体によっては、決められた期限内に「接種券」の発送を申請しなければならないところがありますので、まずはお住まいの自治体にお問い合わせください。
- 本優先接種について、当センターでは診療業務を優先するため、電話でのお問い合わせは受け付けておりません。ご理解とご協力をお願いいたします。