
遺伝子細胞治療推進センターシンポジウムのお知らせ
今年、遺伝子細胞治療推進センターは発足2周年を迎え、これまで遺伝子細胞治療の実施や研究開発の支援を行ってきました。今後も、遺伝子細胞治療は小児難治性疾患に対する新たな治療法として期待されています。このたび遺伝子細胞治療実用化に向けた課題や当センターの取組みをテーマにシンポジウムを開催しますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。

開催概要
日時 | 2021年6月25日(金曜日)10時 ~ 14時40分 ※質疑応答含む |
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場所 | Microsoft Teamsを使ったオンライン開催 |
テーマ | 遺伝子細胞治療実用化に向けた課題と当センターの取り組み |
対象 | 行政、企業、医療機関、アカデミアの方 |
プログラム | 下記をご参照ください。 |
申込方法 | 下記フォームより、お申込みください。 |
問い合わせ先 | 遺伝子細胞治療推進センター:gcp-center@ncchd.go.jp |
プログラム
時間 | 演題 | 講師 |
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10時~10時10分 | 開会の挨拶 | 五十嵐隆 理事長 |
10時10分~10時20分 | 開催趣旨説明 | GCPセンター 小野寺雅史 センター長 |
10時20分~10時50分 | 遺伝子細胞治療開発のための非臨床安全性試験 ~遺伝子細胞治療における安全性とは |
成育遺伝研究部 内山徹 室長 |
10時50分~11時20分 | 遺伝子細胞治療の治験実施支援 ~CRCの立場から~ |
臨床研究コーディネートユニット 三宅こず恵 ユニット長 |
11時20分~11時50分 | 医療現場における関連法・指針への対応 ~患者細胞採取でのGCTP対応/AAVベクターでのカルタヘナ法対応~ |
臨床研究センター 中國正祥 |
11時50分~12時20分 | 安全な遺伝子細胞治療実施のための多部門協力体制の構築 | 教育研究センター 石黒精 センター長 |
13時00分~13時30分 | ゾルゲンスマ導入に関する具体的な問題点とその対応 | 神経内科医師 大橋瑛梨 |
13時30分~14時 | 遺伝子治療対象疾患早期発見のためのスクリーニング法の開発と実装 | 臨床検査部 奥山虎之 統括部長 |
14時~14時30分 | 次期開発戦略に向けた市販後患者フォローアップの体制構築 | GCPセンター 小野寺雅史 センター長 |
14時30分~14時40分 | 閉会の挨拶 | 賀藤均 病院長 |
内田直也先生 特別セミナーのご案内
2周年記念シンポジウム終了後15時より、東京大学の内田直也先生より「造血幹細胞を用いた遺伝子細胞治療の開発」をテーマとしてご講演いただきます。内田先生は長年にわたりNIH(米国国立衛生研究所)で鎌状赤血球症やβサラセミアなどの遺伝子治療の研究開発に携わられてきました。造血幹細胞を用いた遺伝子細胞治療の最新動向やアメリカの現状を含めて聴講できる大変貴重な機会ですので是非ご参集ください。
