【病気をもつ子どもとご家族のみなさまへ】調査研究に関するお願い
医学の進歩とともに、身体的な疾患の治療が高度なものとなる一方で、病気をもつ子どもの自立を考える社会体制はまだ課題が多いのが現状です。子どもの病気の発症や療養に伴う多くの体験は、そのお子様ご自身そしてご家族にとって多くの負担をもたらすといわれています。そのような中でも多くのお子様、ご家族はその体験をバネ(レジリエンス)にさらなる家族の力を養い、その子なりの自律を目指していらっしゃいます。しかしながら、一部の方にとっては、子どもの病気や療養による体験が、子どもやご家族のトラウマになったり、ご家族の関係性に影響し、子ども自身の心の成長に影響を及ぼすことも知られてきました。
そこで、私たちは、"子どもの療養と家族の心の成長"に関する研究を行ない、その成果を多くの子どもと家族にお届けしたいと考えております。皆様の大変貴重な体験を教えていただけますでしょうか。
また、2020年に入り、COVID-19(新型コロナウイルス肺炎)が全世界で流行し、日本においても4月に緊急事態宣言が発令される等で、皆様の日常生活に大きな変化をもたらしたのではないかと思われます。そこで、皆様の"こころの健康"とCOVID-19(新型コロナウイルス肺炎)との関連についても研究を行いたいと思っております。皆様の最近の生活や心の状態についてお教えいただけますでしょうか。
現場において望まれるこころの支援の在り方について、ぜひともご意見をいただきたくご協力のほどお願い申し上げます。
そこで、私たちは、"子どもの療養と家族の心の成長"に関する研究を行ない、その成果を多くの子どもと家族にお届けしたいと考えております。皆様の大変貴重な体験を教えていただけますでしょうか。
また、2020年に入り、COVID-19(新型コロナウイルス肺炎)が全世界で流行し、日本においても4月に緊急事態宣言が発令される等で、皆様の日常生活に大きな変化をもたらしたのではないかと思われます。そこで、皆様の"こころの健康"とCOVID-19(新型コロナウイルス肺炎)との関連についても研究を行いたいと思っております。皆様の最近の生活や心の状態についてお教えいただけますでしょうか。
現場において望まれるこころの支援の在り方について、ぜひともご意見をいただきたくご協力のほどお願い申し上げます。
申込方法
メールもしくは、FAXでお申込みください。
【問い合わせ】
国立成育医療研究センター こころの診療部 田中恭子
Fax:03-3416-2222
アンケートの受取、返信について
アンケートの送付:ご協力いただける方に、郵送でお送りします。
アンケートの返信:返信用封筒を同封していますので、その封筒に回答したアンケート用紙を入れご返信ください。
対象:0歳~20歳未満で、ご病気があり通院していらっしゃる方
アンケート内容
① 医療を受けているお子様ご本人にご回答いただくもの(6歳以上)
- 療養に関するアンケート(ご自身の病気やご家族のことなど)
- QOLや自分の感情について
- COVID-19(新型コロナウイルス肺炎)による影響について
② 保護者の方にご回答いただくもの
- 療養に関するアンケート(お子様の病気やご家族のことなど)
- お子様の行動や気持ちに関するアンケート
- ご家族のQOLなど
- COVID-19(新型コロナウイルス肺炎)による影響について
プライバシーの保護とお礼について
お子さんやご家族のプライバシー保護に関して十分な配慮をし、個人が特定できるようなことは致しません。ご協力いただいた方それぞれの方に御礼(クオカード1000円分)をご用意しております。