当院間移植患者家族会 ドレミファクラブ

小腸とは

私たちが口から食べた物、飲んだ物は、食道、胃、小腸、大腸(結腸とも言います)を通過し、肛門から便として出されます(図1)。小腸の内部はつるつるのトンネルではなく、絨毛(じゅうもう)というひだのような組織によって一面覆われているため、それを広げると、実はとても広い表面積を持っています(図2)。そのおかげで、私たちは栄養分をしっかりと吸収することができます。

お子さんが小腸で栄養分を吸収するために、大切なことは何でしょうか? 大きく分けて考えてみると、2つあります。

まず一つは小腸の長さが十分あることです。生まれた時から、他のお子さんに比べて小腸の長さが短い病気だった、というお子さんもいらっしゃいますし、生まれた時、小腸の長さは十分あったけれども病気の治療上、小腸の多くを切り取ったために小腸が短くなった、というお子さんもいらっしゃいます。それぞれ元の病名は異なりますが、小腸が短い状態であるお子さんの病態は、「短腸症候群」と表現されます。

もう一つ大切なことは、小腸の壁がしっかりと機能を果たすことです。小腸の長さは十分あるけれども、残念ながら小腸の壁を構成する細胞や、筋肉等が十分働くことができないお子さんの病態は「小腸機能不全」と表現されます。

消化管

図1 消化管


消化管

図2 絨毛(じゅうもう)

(当センターの小腸移植に関するホームページの内容は、説明資料「小腸移植ってどんな治療?」としてまとめています。右画像をクリックすると、PDFファイルが開きます。
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