当院間移植患者家族会 ドレミファクラブ

劇症肝炎

ある日突然、それまで元気だったお子さんの肝臓が全く機能しなくなってしまう病気が劇症肝炎です。原因はウイルス、薬剤などといわれていますが、はっきりした理由はわからないことのほうが多いです。それまで元気だったお子さんが突然、治療が必要になり、さらに肝移植が必要になるという、ご家族にとって大変な状況の変化は、医療従事者にとっても大変つらいものです。

治療はステロイド、免疫抑制剤が最初に使用され、効果がない時は血液ろ過透析・血漿交換が行われます。腎臓科・集中治療部の優秀な専門科によってお子さんは管理されます。

劇症肝炎の患者さんに肝移植を適応するかどうかは大変難しく、病理診断科を中心に関係各科で肝臓の生検病理をみて適応を決めています。特に劇症肝炎では肝臓が再生する可能性もあるため、不必要な肝移植を行うことは避けないとなりません。

劇症肝炎の肝移植決定のための病理会議

劇症肝炎の肝移植決定のための病理会議

肝移植の成功率は、肝移植後の難治性拒絶反応の発症率が高く、治療・管理が難しいため、1歳未満の劇症肝炎で40%と報告されていますが、成育医療センタ-では関係各科の努力で、現在まで100%の生存率です。

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