国立研究開発法人 国立成育医療研究センター National Center for Child Health and Development

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おりがみツリー発案者の想い 橋本 直也 医師 利根川 尚也 医師 ロングインタビュー②│おりがみツリー│ご寄付について

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2012年に始まったおりがみツリーは、今年で通算5年目の節目を迎えます。すっかり当センター「冬の風物詩」として定着した本企画ですが、「おりがみを集めて一つの大きなツリーをつくる」といった一風変わった発想はどこからきたのでしょうか。
おりがみツリーブログ第一弾となる今回は、おりがみツリーの発案者である二人の医師、橋本 直也 医師と利根川 尚也 医師に話を聞きました。
企画を始めたきっかけ、取組みの中で感じたやりがい、軌道に乗るまでの様々な苦労や、医師を目指した理由まで、6500文字にも及ぶロングインタビューから読み取っていただければと思います。

自分は孤独じゃなかったって、気付いてくれたんです。

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――色々な背景があって完成したおりがみツリーですが、特に思い出に残っているシーンがあったら教えてください。


橋本「ある慢性疾患の子どもを持つお母さんから”自分の息子と同じようにがんばっている子どもがたくさんいるんだってことを、完成した作品を見て強く思った。だから自分も頑張んなきゃって、思いました”と言われたことがあって、それが印象に残っています。」


利根川「この話は僕も良く覚えていて、”自分は孤独じゃなかった、こんなにも同じように病気と闘っている人がいたんだ”って、大きいおりがみツリーを見て気づいてくれんたんですね。ずっと一人で抱え込んできた数年間が、ツリーをきっかけに少しでも開けた、そんな助けになったなら、すごい良かったなぁと。」


橋本「あとは、入院中のお父さんやお母さんたちも、たくさん折ってくれていて。泊りがけで病室に付き添っていたお母さんから”夜中におりがみを折って過ごしていると、おりがみに想いも込められるし、不安な気持ちも忘れられるので、良かったです”といった声があったり。また、直接聞いたわけではないんですが、オペを待っているご家族から”不安な気持ちを、お兄ちゃんとおりがみを折って乗り切りました”って声もあって、色々なところで良いフィードバックをいただきました。」

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普段聞くことのできないメッセージを、願い事として折ったおりがみに添えて。

――職員からのフィードバックもありましたか?


橋本「ありましたね。ある看護師さんが、仕事が辛い日や疲れた日におりがみツリーを見ると元気をもらえるって言ってました。おりがみは職員も折っているので。」


利根川「医療者側も、この企画を経て繋がった感がありましたね。医者同士だけじゃなくて、色々な職種の人と話すきっかけになって、それは自分にとってとても良い経験になったし、それは他の職員も感じていたみたいです。」


――みんなが想いを込めて折ったおりがみだからこそ、色々な人にパワーを与えられるのかもしれませんね。


利根川「折ったおりがみに、願い事などのメッセージを書いてくれる方も多かったです。それが僕らにとっては、普段子どもたち、ご家族から聞くことのできないメッセージを受け取ることができて、気持ちを知るきっかけにもなりました。」


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――こうした様々な”良い”反響があったからこそ、何年も続けることができたんですね。

橋本「去年、点灯式を見に行ったときに、以前入院していた子がたまたま定期外来に来ていて、話をすることができました。彼女は病気を克服して退院した後、学校のクラスの友達を誘ってたくさんおりがみを折って成育に持ってきた、と話してくれたんです。入院生活では辛いことも多かったと思うんですが、こうしてポジティブな思い出を持って帰って外の仲間たちと共有してくれたのは嬉しかったですね。」


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橋本 直也

2009年日本大学医学部卒。小児科専門医。聖路加国際病院での初期研修を経て、国立成育医療研究センターにて小児科研修。その後、東京大学大学院にて公衆衛生学修士号を取得。子育てにおいて誰もが孤立しない社会づくりを目指し、2015年12月に株式会社Kids Publicを設立。IT×小児医療で子どもたちの健康に貢献することを目指す。

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利根川 尚也

2009年昭和大学医学部卒。太田綜合病院付属太田西ノ内病院での初期研修を経て、国立成育医療研究センターにて小児科研修。その後、2014年同センター 感染症科にて臨床研究員、2015年沖縄海軍病院を経て、現在沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 小児総合診療科に勤務。

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