国立研究開発法人 国立成育医療研究センター National Center for Child Health and Development

代表: 03-3416-0181 / 予約センター(病院): 03-5494-7300
〈月~金曜日(祝祭日を除く)9時〜17時〉

  • アクセス・交通案内
  • 予約センター
  • MENU

研究者・企業の方へ Scholar & Enterprise

研究者・企業の方へ Scholar & Enterprise

医療機器開発部

研究部紹介

現行の胎児外科治療における多くの困難性を解決するため、多くの大学や研究機関、企業と共同で、術者の“新しい目”と“新しい手”となり、高度な子宮内胎児外科手術を可能にする様々な手術機器・デバイスの開発を進めています。 当センター病院の移植外科笠原医師や脳神経外科師田医師らとも協力し、当研究部の開発技術を胎児治療のみならず、一般の外科手術にも広く応用するため、臨床環境での様々な評価試験を行っています。
当研究部のミッションは、妊娠早期に先天性疾患と診断された胎児に対して、出産前または出産後の早期に治療を行うための新しい医療機器を研究開発し、実用化することです。
診断や治療に携わる医師や看護師の“新しい目(内視鏡や超音波診断装置など)“と“新しい手(多機能手術デバイス・ロボットなど)“を、円滑・安全に子宮内で操作するための“新しい手術ナビゲーション”の研究開発を進めています。まだ評価段階の技術もありますが、性能的には既に実用段階に達しているものもあります。
機能や性能を向上させて完成度を高めることで、近未来の胎児外科手術に有効で、かつ小児や成人にも応用できる医療機器・システムの実用化を目指しています。

研究内容

従来の内視鏡や超音波診断画像を機能的に拡張ないし補完する “新しい目”として、細径の三次元立体内視鏡、蛍光内視鏡、超高感度内視鏡、高精細3D/4D超音波診断装置の開発を行っています。 また、子宮内の患部に対するより安全で円滑なアプローチを可能にする術者の“新しい手”として、多機能エンドエフェクタや浮遊胎児の保持機能を賦与した細径の屈曲マニピュレータを開発してきました。 さらに、新しい目と新しい手の融合として、複合型のレーザ内視鏡治療装置や集束超音波(high-intensity focused ultrasound; HIFU)の動的標的に対する自動照射システムの開発を行ってきました。 そして、“新しい手”を低侵襲性に子宮内で操作するための“新しいナビゲーション”として、三次元立体表示ディスプレイシステム、近接覚ナビゲーションシステム、胎盤表面血管分布の自動マッピングシステムの開発を行ってきました。
新たな医療機器やデバイスは、それぞれが近未来の胎児外科手術に有用と期待されるものです。さらに、新しい目と手、そしてナビゲーション技術を一つのシステムとして統合させることは、より効果的なアプリケーションとなります。 当研究部の技術は一部がまだ実験段階ですが、性能的には既に臨床での実用段階に達しているものもあります。さらに機能を向上させ、将来的に通用する医療機器・システムへの完成度を高めていくことを目指しています。
当研究部は、民間の医療機器製造販売企業を中心に大学・研究機関・シンクタンク等の人材を集めたクラスターを組織し、参加者の知見・相互のネットワークを活かして最先端医療機器等の研究開発・臨床応用・製品化(知的財産権管理・臨床試験・薬事申請・ファンディング・販路開拓など、研究開発から上市にいたる全て)を支援していきます。また、開発技術の国内での普及のみならず、国際的な標準化(ISO、IECなど)を目指すことにより、国内産業の市場拡大と、日本発の高度先駆的医療機器による世界規模での医療の高度化へと貢献していきます。

スタッフ

業績