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お子さんが手術を受けることになったとき
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お子さんへの説明について
お子さんが、手術を受けることになったとき、お子さんにどのようにお話をしたらよいか悩まれるという親御さんはとても多いと思います。
「こどもは、説明をどのくらい理解できるのか分からない」、
「逆に怖がらせてしまったらいけない」、
「でも、嘘をつくのはいけない気もする」…などなど。
親御さんにとって、手術の説明と気持ちの準備が必要であると同じように、お子さんにとっても、手術に向けた気持ちの準備は、とても重要です。お子さんが、少しでも安心して手術を受けることができるように、お子さんと話し、一緒に気持を準備する機会を設けてください。
ステップ1: 親御さん自身の気持ちの準備
お子さんと話をする前に、まず、親御さん自身が、手術について情報を得て理解しましょう。大人にとっても、医学用語というのは非常に難しいものです。病院のスタッフは、日ごろから、医学用語に親しんでいますので、親御さんにとって分かりにくい言葉を使用してしまうことがあります。 親御さんが理解していただくことは非常に重要なことだと考えていますので、遠慮をせず、質問してください。医療スタッフにとっても、どのような言葉を使用したらよいのか学ぶ機会になります。
- 基本的な情報や予定を知りましょう
入院日、病院到着時間、病棟に上がる前の診察(麻酔科外来、レントゲン、採血など)
手術日、手術開始時間、手術室の場所、家族待合室の場所
飲食のガイドライン(食事止めや最終飲水時間)、
前処置の有無(多くの場合、病棟で眠たくなる内服薬や座薬を使用し、手術室で麻酔をしますが、病棟で点滴をとってから手術室に行くこともありますので、ご確認ください) - 術後の様子を知っておきましょう
術後は病棟に戻ってくるのか、集中治療室(ICU)でお泊りするのか、どのような医療機器が装着されてくるのか、抱っこしてよいのか、どのように触れていいのか、どのような苦痛があるのか、何をしてよいのか - 親御さん自身が、お子さんの入院や手術に対してどのように感じているのか知っておきましょう。
- お子さんが入院中の、きょうだいへの関わりやお世話について準備しておきましょう。
ステップ2: 手術を受けるお子さんへの気持ちの準備
お子さんには、隠し事なく、正直にお話しましょう。お子さんが、どのようなことを疑問や心配に思っているのか知りましょう。お子さんにお話するにあたって内容やいつ話をするかは、年齢と発達段階、パーソナリティー、過去の病院での体験、病気に対する理解度などによって変わってきます。以下に、年齢別のポイントを記載しましたので、ご参照ください。これは参考ですので、ひとりひとりのお子さんに合わせて、検討してみてください。
乳児(0-12ヶ月)
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幼児前期(1-3歳)
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幼児後期(3-5歳)
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学童期(6-12歳)
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思春期(12-18歳)
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ステップ3: きょうだいへどう話しますか
きょうだいも、大好きな弟/妹/お兄ちゃん/お姉ちゃんのことを心配しています。 「どうして、いつも病院に行くの?」 「なんで、病院でお泊りするの?」 「いつ帰ってくるの?」 「病院では、痛いことや嫌なことがいっぱいあるの?楽しいともあるの?」 など、色々な疑問があります。お父さんやお母さんの方からきょうだいへお話をする機会を作ってあげてください。 きょうだいへも、手術を受けるお子さんと一緒にお話をしましょう。年齢の低いお子さんに合わせて、お話する内容を考えると良いでしょう。その後、年長のお子さんの方には、詳しい説明を加えるとよいです。
手術を受けるお子さんの入院中は、きょうだいにもいろいろとお願いすることになります。きょうだいが、なるべく普段通りの生活ができるように準備しておくことが大切です。親が面会のために家を空ける時間やそのときの連絡方法も伝えましょう。きょうだいは楽しいことをしてよいことを伝え、待っていてくれることの大変さをご両親が気付いていること、きょうだいのことが大好きであることをお話して下さい。
説明例
≪医療スタッフがよく使用する言葉≫
・血圧計(『しゅぱしゅぱ』するよ)…腕にまくベルトで、ちょっときつくなる
・麻酔…『眠くな~れ』の風、マスクからいいにおいの風がでてきて眠くなる
・リカバリー室…起きるお部屋
・手術…治すこと(手術によって異なりますのでお気軽にスタッフにご相談ください)
≪手術説明の例≫
例)扁桃腺摘出術の場合
○○は、寝ると息を止めちゃうことがあるの。のどの奥にある扁桃腺が大きくなっているからなんだよ。扁桃腺を取って治すことになったよ。治すことを手術っていうんだよ。麻酔という特別な風が出てくるマスクをつけて、寝ている間に扁桃腺を取るから痛くないよ。手術が終わってから起きるよ。手術のあとは、少し喉がへんな感じがするけど、風邪をひいたときみたいな感じなんだって。でも、どんどん良くなっていくよ。
例)心房中隔欠損症の場合
ここ(左胸)に心臓っていうものがあります。心臓には、4つお部屋があるんだけど、お部屋とお部屋の間にある壁に小さな穴が開いているんだって。だから、少し走ると疲れたりしちゃうの。穴が開いたままではよくないので、穴を閉じることにしました。


