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臓器・運動器病態外科部/感覚器・形態外科部
外科系診療部は主に外科系、すなわち手術を行なう診療科が中心になって構成されております。「お腹が痛い」と病院にいらしても、いろいろの原因があります。胃腸炎のこともあれば、便が何日も出ていないということもあります。総合診療部にまずは受診していただきます。お腹の痛い原因が急性虫垂炎の疑いがあるということになりますと外科医が登場いたします。手術が必要かどうかの判断をしながら、外科医が治療にあたります。手術と聞くと大変、危険な治療のように考えてしまいがちですが、治療に必要不可欠です。お子さんが手術を受けますので、お子さんのためを考えて、手術の前も手術中も手術の後もなるべく痛みは少なく、しかも安全に的確に手術を行うように種々の工夫がなされておりますのでご安心ください。
- 充分な説明をいたします。ご本人を含め、ご家族に手術などについて手術方法、手術後の生活、合併症、危険性などについて充分に説明いたします。
- チーム医療をめざします。外科系の科、総合診療部、内科系専門診療部、放射線部、麻酔科をふくめて患者様を中心に包括的医療を行います。難しい病気に対してはいつも検討会がもたれております。必要な時には多くの科が同時に手術を担当し、できるだけ侵襲が少ないように工夫しております。各科の協力、結束は強く、国立成育医療研究センターの誇るべき点です。
- 高度医療を行います。
外科系専門診療部は下記の13科から成り立ちます。
各々の科の特徴を紹介いたします。
- 小児外科
先天性の消化器系疾患(胆道閉鎖症、食道閉鎖症、鎖肛、そけいヘルニアなど)、呼吸器疾患、悪性腫瘍など手術を必要とする疾患。頭頸部から胸部、腹部の広範囲の手術を担当します。内視鏡を使用して肥厚性幽門狭窄症の手術、腹腔内停留睾丸などの手術を行います。- 脳神経外科
水頭症を初めとする先天異常(二分脊椎、くも膜嚢胞,脳瘤、頭蓋骨縫合早期癒合症、キアリ奇形、脊髄空洞症など)、脳腫瘍、てんかん・脳性麻痺(痙縮)、もやもや病などの血管障害、及び頭部・脊椎脊髄外傷の手術を行ないます。神経内視鏡、神経ナビゲーション、術中神経生理学的手技など最新の技術を駆使した低侵襲手術、機能温存を目指した手術を関係各科と協力して行なっています。- 心臓血管外科
先天心疾患である心房中隔欠損症、心室中隔欠損症、動脈管開存症、チアノーゼを呈するファロー四徴症、肺動脈閉鎖症などの手術を行っています。循環器内科と手術・集中治療部との連携のもとに治療を行っております。- 整形外科
先天的原因および小児期の外傷や感染症による骨、関節の運動障害の機能回復手術を行っております。特に上肢(手・肘)の先天異常の症例を多く取り扱っています。- 形成外科
口蓋裂、小耳症、顔面などの形成手術を主に行っています。口蓋裂は言語療法士と連携し、言語評価やリハビリテーションも行われており、チーム医療を行います。- 泌尿器科
停留睾丸、尿道下裂、水腎症等の先天性疾患をはじめとし、男性不妊の治療も行います。- 皮膚科
アトピー性皮膚炎をはじめ種々の皮膚難治性疾患の治療を行います。レーザー治療外来などの特殊外来があります。- 眼科
未熟児網膜症、白内障、斜視など多種類の手術とフォローを行っております。- 耳鼻咽喉科
小児領域の耳鼻咽喉科疾患に関する豊富な診療経験を持ち、総合診療部や麻酔科、他の専門診療科との密接な連携を保ちつつ、ご病気になられたお子様の、外来・手術・病棟での診療にあたっております。- リハビリテーション科
医師、理学療法士、作業療法士、言語療法士が総合的にリハビリテーションをおこなっております。中枢性運動発達障害、脳疾患後遺症のリハビリテーション、未熟児、乳児の呼吸理学療法、言語訓練、嚥下訓練など総合的なリハビリテーションを行っているのが特徴です。- 移植外科
胆道閉鎖症等の肝硬変、劇症肝炎、代謝性肝疾患、悪性腫瘍、短腸症候群、腸機能不全に対する肝臓・小腸などの移植手術を行います。集中治療部と連携し重症臓器不全の治療を行っています。- 内視鏡科
最新設備の内視鏡を使用して診断と治療を行っております。食道静脈瘤の内視鏡下の結紮、硬化療法、食道の良性狭窄の拡張、消化管の腫瘤性病変の内視鏡下の摘出です。総胆管結石の摘出など開腹手術に比較して侵襲が少なくてすみます。- 歯科
基礎疾患のあるお子さん達の虫歯、不正咬合の治療をしております。低年齢、非協力のお子さんの虫歯の治療は全身麻酔下での治療も行っております。口唇口蓋裂の矯正治療はチーム医療(形成外科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、歯科)の一端を担っております。
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