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皮膚科
どんなときに受診したらいいの?
このページを読んで下さっている親御さんの多くは、お子さんの皮膚に病気があるけれど、小児科にかかったらいいのか、皮膚科にかかったらいいのか、迷っておられる方ではないでしょうか?あるいは、いろいろな医療機関を受診されたのに、なかなか子どもさんの皮膚疾患が治らない、大学病院にも相談に行ったが、対応が今ひとつ納得できずに治療に踏み切れない、などといった経験をされた方もおられるかもしれません。思春期のあなたは、自分がどの病院に行ったらいい年齢なのか考えているかもしれませんね。
当院には産科もございますので、分娩を控えて通院中の方もこのページをご覧になっておられるでしょうか?ご自身や、すでにお生まれになっているお子さんがアトピー性皮膚炎の方は、妊娠中、産後のスキンケアについて関心がおありかと思います。
そんなときに小児専門病院の皮膚科として、赤ちゃんから思春期までの方たちの、すべての皮膚疾患を専門に診療するのが私たちの役目です。
たとえば、アトピー性皮膚炎で小児科と皮膚科数軒を通ったのに、よくならないので悩んでいるというお母さん、あるいは、お子さんの皮膚に生まれつきのあざがあり、大学病院でレーザー治療をすることになったが全身麻酔が必要と言われ、心配で仕方がないお父さん・お母さん、どうぞ一度、お訪ね下さい。
力を入れていること
小児の皮膚疾患は大変病気の数が多いですが、私たちが最近力を入れていることをいくつかご紹介します。
アトピー性皮膚炎などの湿疹・皮膚炎
意外とアトピー性皮膚炎とは診断されずに、どのように対処したらよいのか悩んでおられる方も多いのではないでしょうか?単なる乳児湿疹からアトピー性皮膚炎、食物アレルギーの鑑別、遺伝性疾患がアトピー性皮膚炎と症状が酷似している場合なども念頭において診察しております。
いわゆるこどものドライスキンについては、皮膚角層成分検査、皮膚酸性度検査を行うことができます(隔週木曜、完全予約制。研究ベースのため、検査料は無料)。単なる季節による肌荒れか、病的な現象かを判断する試みを行っています。皮膚アレルギー検査のうちパッチテストも皮膚科の担当です。
治療は外用療法主体ですが実演してご指導させていただきます。スキンケア指導も行っております。
アトピー性皮膚炎で長期わたる治療中に顔やからだにしみや白斑ができたお子さんも皮膚科が担当です。こちらに関してはセカンドオピニオン外来でも受け付けております。
乳児皮膚外来
赤ちゃんの湿疹は、お母さんにとってケアに手間がかかるトラブルのひとつでしょう。さらにきめ細かく診療させていただくために専門外来を設けました(火曜午後)。
局所免疫療法
円形脱毛症や、さらに難治性の汎発性脱毛の患者さんには、局所免疫療法を行う専門外来があります(毎週水曜午後)。最終16時まで予約がとれますので、お近くの方であれば学校を早退することなく定期通院が可能です。
遺伝性角化症・魚鱗癬
診断が確定されずにお悩みの方、治療法について不安をお持ちの方などが受診されます。遺伝相談も受け付けております。臨床遺伝専門医が、対応させていただきます。希望により当院高度先進検査室との連携で遺伝子診断を行います。当院で扱っていない疾患は、他の医療機関との連携で診断可能なものもありますので、一度ご相談ください。
レーザー治療
2種類のレーザーを設置しています。完全予約制ですが、通常午後はお昼寝をする赤ちゃんのために午前も予約を受け付けています(毎週火曜、午前午後)。いわゆる赤あざ(血管腫)には色素レーザー、茶色や青いあざ(太田母斑、異所性蒙古斑)にはQスイッチアレキサンドライトレーザーで治療します。赤ちゃんの全身麻酔をかけて行う入院治療も受け付けています。
ダーモスコープ
「ダーモスコープ」とは耳慣れない言葉かもしれませんが、簡単に言うと、特殊な虫眼鏡のことです。パッと見ただけではただの赤や黒にしか見えないあざなどでも、ダーモスコープを使うことで細かく観察することができます。また、普通の虫眼鏡では見えない皮膚の下の方まで観察することができますので、皮膚を削りとることなく正確な診断ができます。
黒、赤、青、茶色などの色のついているあざや病気で心配な方はご相談ください。
創傷外来
人間にはもともと傷を治す力が備わっています。特に子供はびっくりするくらい早く、きれいに傷を治すことができます。しかし、時にはあとが残ってしまう傷もあります。創傷外来では、褥瘡、点滴漏れ、熱傷、外傷などまだ完全に治っていない傷をどのようにして治すか、あるいはきずあとになった皮膚をいかに減らしていけるかを検討します。
外来診療について
なお上記の皮膚角層成分検査、皮膚酸性度検査についてのお問い合わせは
下記で受け付けております。
〒157-8535
東京都世田谷区大蔵2-10-1
国立成育医療研究センター皮膚科
医長 新関寛徳(にいぜき ひろのり)
TEL03-3416-0181(大代表)/ FAX03-5494-7909


