産科

成育医療の中核となる産科では、

「21世紀のわが国のめざすべき妊娠分娩管理」

を目標に診療しています。


母と児にやさしい妊娠・分娩管理

妊婦さんのバースプランに基づいた分娩方法を可能な限り提供し、陣痛室と分娩室、さらに回復室がひとつになった広々としたLDRで、ゆったりとした、アットホームな分娩に望むことができます。
部屋は天候によっては富士山も展望できます。

希望者には夫立会いお産も可能です。(大変残念ですが、上のお子さんの立会いは、現時点では行っておりません。)

いつもお母さんと赤ちゃんが一緒にすごせるように、お産後早期から母子同室を可能にしています。

医学的に問題のない場合は母乳を推進し、お母さんや赤ちゃんだけではなく、医療スタッフにもヒューマニゼーションを求め、皆様に満足感が得られるように診療しています。



▲ ページ上部に戻る


隠れた安全確保体制 = 本当の贅沢分娩

お産には産科医、助産師、新生児科医(もしくは、新生児蘇生法修了認定資格を得ている産科医)が立ち会い、無痛分娩では麻酔科医も加わり、母児に突発的に生じるあらゆる状況にいつでも対応できるように、準備をしてお産に備えます。無痛分娩の場合は麻酔専門医が管理し、安全性に配慮した医療体制で臨んでいます。 さらに、センターで開発したコンピューターネットワーク母児モニタリングシステムで、分娩中の赤ちゃんは常にセンターの多数の部所で監視し、電子パルトグラムシステムにより分娩の経過がスタッフ全員に容易に参照でき、チーム医療で分娩に臨むことができます。 赤ちゃんは産科医ではなく新生児科医が管理し、心臓外科、小児外科、脳外科などを含めた、あらゆる新生児異常に対応します。すべての赤ちゃんには従来実施された検査に加え、侵襲のある採血をできる限り避け、毎日経皮ビリルビンメーターで黄疸に備えます。基本的には厚生労働省も推奨している聴覚スクリーニング検査を全例に行っています。  また、母体合併症と精神的ストレスにも対応できるよう、母性内科医やこころの診療部医も常にコンサルトできる体制をとっています。

お腹の赤ちゃん(胎児)を人間として社会に認めさせる活動

現行の法律、保険制度ではお母さんのお腹の赤ちゃんは人間として認められていません。しかし、成育医療を実践する当センターとしては、世界で初めてお腹の赤ちゃんに診察券を発行し、お母さんと同じように電子カルテを作り一人の人間として取り扱い診療しています。 このカルテはその子が生まれて、育っていき、その一生の中でずっと同じカルテとなります。

三次四次総合周産期センター

当院には胎児診療チームを備えており、救命困難な重篤な疾患を持つ全国の母親と赤ちゃんへ、わが国最高の先進的医療を提供できます。新生児集中治療室と小児集中治療室を備えているので、超低出生体重児を含め、あらゆるハイリスク児の出生する可能性の高い母体搬送を24時間体制で全国から受け入れております。  多岐にわたる小児専門部門がありますので、先天性疾患、遺伝性疾患、重症小児疾患を持って育った母親の妊娠・分娩を支援することができます。

21世紀の周産期医療を担う医師の養成

産科を研修するレジデントには、産科だけではなく必ずNICUの研修を義務づけ、妊婦と胎児の双方を管理できる周産期医師を育成します。多数のハイリスク妊娠・胎児・新生児を臨床研修し、積極的に臨床に還元できる研究を支援することにより、我が国を代表し世界の周産期医療をリードするこれからの医師を育成しています。 この研修制度は、全国にその門戸を開き、全国各地の周産期センター、大学病院、地域中核病院などで周産期医療および関連分野の医療を担うスタッフを一人でも多く養成し、多くの病院のお役に立つことを目的としています。また、研修を終えた医師の方でも当院の目指す周産期医療に興味をお持ちの方は周産期部門のスタッフへご連絡ください。

また、全国の国立病院成育医療ネットワークにおける分娩取り扱い施設の産科医師と積極的に人事交流を計画しています。特に中堅医師の短期研修により、リフレッシュされ最先端の周産期医療を実践できる卒後研修プログラムを行います。


▲ ページ上部に戻る







外来診療について

  • 外来診療担当表はこちらを御覧下さい。
  • 担当医師については、こちらを御覧下さい。

▲ ページ上部に戻る

▲ 周産期センターに戻る