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神経内科
当科では、歩行や言葉の遅れといった発達の問題から、出産前後に受けた脳の障害、神経や筋肉の病気、てんかんに至るまで、非常に幅広い病気を対象にしています。このため診断に必要な検査も、血液や髄液の検査はもちろん、CT・MRIなどの画像検査、脳波に代表される生理検査といった様に多岐にわたります。診断と治療に関しては、放射線科、集中治療部(ICU)、脳神経外科、リハビリテーション科をはじめ各科と協力して行っております。
根本的な治療法がない病気でも、周囲の支えを利用して残された機能を最大限に生かせば、生活の質を上げることができます。私たちにそのお手伝いができればと考え、診療にあたっています。また、病気によっては長期の入院が必要になることもありますが、当院には院内学級が併設されており学校へ通いながら治療を受けられます。
外来診療について
対象疾患・専門分野
神経内科で扱う疾患は、脳性麻痺・てんかん・知的障害が最も多く、ほかに筋疾患・神経疾患・発達障害・先天性代謝異常症などがあります。また、急性脳炎・脳症、髄膜炎といった感染性神経疾患も、救急診療部・集中治療部と協力して治療しています。なお、自閉症など重度の発達障害のお子さんは、発達心理科で見ていただいております。
当科では、以下のような専門的な治療を行っています。
| 痙縮治療 | 脳性麻痺等で体が硬くなる症状(痙縮)に対しては、脳神経外科と協力して新しい治療法を積極的に導入しています。 |
| てんかん外科 | 内服薬を多種類使っても治療が難しい難治てんかんに対しては、脳神経外科にててんかん外科を行っていただくこともあります。ただし、すべての難治てんかんに適応があるわけではありません。 |
| 急性脳症 | 集中治療部(ICU)と相談しながら多数の患者さんの治療に当たっています。特に突発性発疹(HHV-6)に関連した急性脳症の患者さんは多く、国際学会でも発表をしています。 |
実績
主な検査 (2007年7月1日現在)
| 生理検査 | 実施件数 | 備考 |
|---|---|---|
| 脳波 | 2024件 | うち頭蓋内3件 |
| 誘発電位 | 575件 | ABR,VEP,SEP |
| 針筋電図 | 23件 |
その他
- おもちゃライブラリー
- おもちゃライブラリーは、神経内科を受診している発達障害の幼児のサポートを目的として院内に設けられたお部屋です。資格をもったボランティアが、その子に適したおもちゃをアドバイスします。
- インターネット
- 近年インターネットで情報を検索される方が増えていますが、短時間に多くの情報が得られる反面、思わぬ落とし穴もあります。たとえば、薬の副作用を調べると頻度を無視して網羅的に並べられることが多く、誤ったイメージを持ってしまいます。どんなことでもまずは医師にご相談してください。


