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膠原病・感染症科
私たちは、感染症にかかりやすい(易感染性の)お子さんやリウマチ性疾患(膠原病)のお子さんを診療しています。
外来診療について
対象疾患・専門分野
易感染性のお子さん
人は一生に約200回かぜをひくと言われており、そのほかにも色々な感染症にかかりますが、たいてい問題なく治って成長しています。これはみんなが免疫という強い抵抗力を持っているからです。はしかにかかればその後再びはしかにはなりませんが、これも免疫の力によるものです。この一人一人が持っている免疫になんらかの問題が起こると通常の感染症とは異なった病状になります。この異なる状況を「易感染性」といいますが、それを分かりやすくすると
- 同じ感染症に何回もかかる
- 次から次へと感染症を繰り返す
- いちどかかると治りにくい
- かかった感染症は重症になる
などで、これが免疫に問題のある場合の感染症の特徴です。
もし、かかった感染症に「易感染性」の性質があれば、その場合は免疫に何らかの問題のあることが疑われます。このような状態がずっと続くことは極めてまれですが、一時的に問題になることはめずらしいことではありません。この場合は通常とは異なった治療方法が必要です。私たちはこれまで多くの免疫不全症の患者さんを見てきましたので、その経験を生かして一時的に抵抗力の低下した患者さんの感染症を適切に診療していきたいと考えています。
膠原病のお子さん
膠原病の診療はもう一つの柱です。もともと免疫は外部から進入してくるばい菌やウイルスに対する抵抗力で、抗体やリンパ球などたくさんの要素が複雑にからみあってはじめてその機能を発揮しますが、そのオーケストラが失調すると自分のからだの一部を攻撃することがあります。それが膠原病やリウマチ性疾患です。病気の種類によって血管、皮膚、筋肉、関節、粘膜など障害の起こる部分は異なりますが、慢性の炎症が続くために炎症の症状が見られます。たとえば
- 痛いとは訴えないが足をかばっている
- 原因不明の微熱や発熱が持続する
- 原因不明の発疹が持続する
- 口内炎が持続し、繰り返す
などの症状です。こどもの膠原病の特徴は病気がはっきりする前に軽い症状が出没する事で、診断できるまでにかなりの時間を要することがあります。私たちの病院はまだ小児科では数少ないリウマチの認定病院であり、小児期の膠原病や子どものリウマチの患者さんを多くの診療科とチームを組んで診療しています。さらに成育医療センターとして膠原病のお子さんが成長し、お父さんお母さんになるまでの継続的診療を目指しています。


