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救急センター
救急センターについて
- 子どもたちにとって、不慮の事故や発熱などの急病は突然やってきます。ご両親にとっても、普段元気にしているお子さんが事故や急病でつらそうにしている様子をみるのは心配なことだと思います。私たちの救急センターは、原因に関わらず急な出来事で困っている子どもたちの手助けができるよう、昼夜を問わず24時間365日、できる限りの体制を整えています。
- 主な診療体制
- 救急センターは、年末・年始やゴールデンウィークなどの長期連休を含め、24時間365日、複数名の外来診療担当医がいます。診療を希望される方はいつでも救急センターへ直接いらしてくだい。救急センターへは多くの電話による問い合わせがありますが、外来診療担当医は受診された患者さんの診療を優先する義務があることや、電話相談による長時間通話により救急隊からの救急搬送依頼への対応に差し支える可能性もあり、現時点で電話相談は実施しておりません。「耳鼻科医師はいるの?」など、事務受付担当者でお答えできる範囲以外の電話問い合わせにつきましては原則として対応できないことをご了承いただきますようお願い致します。
一般的な電話相談については、下記をご参考にして下さい。
東京都「母と子の健康相談」
下記の時間・電話番号にて、看護師・保健師が対応し、状況によって医師が対応します。
- 電話相談受付 月曜から金曜(祝日除く) 17時から22時
休日(土日祝日、年末年始) 9時から17時- 受付電話番号 #8000(プッシュ回線用固定電話から)
03-5285-8898(プッシュ回線以外の固定電話、携帯電話・PHSから)
- 救急センターを受診して、最初に
- 私たちの救急センターには、年間約4万人の子どもたち(平成18年は約38,600人、うち救急車での来院が約3,100人)が訪れます。来院された子どもたちの中には、結果的に症状が軽く帰宅できる方もいれば、症状が重くて入院しなければならない方もいます。このような状況の中で私たちが第一に考えていることは、症状の緊急度を判断して、今すぐに診察しなければならない子どもたちを決定する、ということです。従って、救急センターは必ずしも受付順番どおりには診察いたしておりません。症状が重篤で緊急度が高い子どもたちを優先して診察します。私たちはこれを「トリアージ」と呼んでいます。
- 「トリアージ」とは
- 救急センターを受診したお子さんに対して、まず看護師が病状を伺います。そこでお子さんの病状の緊急度を判断し、今すぐ医師の診察が必要かどうかを決定します。この過程を「トリアージ」と呼び、トリアージによって決定された緊急度に従って、診察の順番が決まります。従って、場合によっては後から受診したお子さんが先に診察を受けることがあります。また、このトリアージは、救急車で搬送されてきたお子さんにも等しく行いますので、救急車で受診した場合でも緊急度が低いと判断した場合には、待合室でお待ちいただくことがあります。平成18年には救急センターを受診した患者さんほぼ全員の38,500名がトリアージを受け、そのうち最も緊急度が高く直ちに蘇生処置が必要な患者さん(蘇生トリアージ)が約320人、緊急度が高く15分以内を目途に診察・治療が必要な患者さん(緊急トリアージ)が約3,600人でした。それ以外の約9割の患者さんはいったん待合室でご待機いただきました。救急車で来院された患者さんのうち、上記の蘇生トリアージ・緊急トリアージに該当された方は約3割で、それ以外の方法で来院された患者さん同様いったん待合室でご待機いただきました。
救急センターにとって最も重要なことは、「早急な診察・治療が必要な患者さんに、遅滞なく、精度の高い診察・治療を行うこと」だと考えております。そのためには、トリアージというシステムが必要不可欠です。皆様のご理解とご協力をお願い致します。- 待ち時間について
- 待ち時間は様々な要因で変化します。どんなに患者さんが多い時でも、もしもあなたのお子さんの症状が重ければ、すぐに診察することになるでしょう。しかし、症状が軽い場合、冬の患者さんが多い時期、症状の重い患者さんの治療を行っている場合など、季節や状況で異なりますが、待ち時間が長くなることがあります。できる限り、待ち時間を少なくするように医師・看護師とも努力しておりますので、待ち時間の長短につきましてはご理解下さいますよう、重ねてお願い申し上げます。お子さんの病状と緊急度、混雑状況によっては2時間以上お待ちいただくこともございます。(特に冬の時期や、祝祭日などは混み合います)
なお、お待ちいただいている最中でも、お子さんに何らかの病状の変化がございましたら、トリアージ担当看護師までご遠慮なくお申し付けください。- 診察から帰宅あるいは入院まで
- 診察は救急センター外来診療担当医が行います。診察により帰宅できると判断する場合が多い(来院される子どもたちの約9割が帰宅できます)ですが、病状によっては更に専門医の診察を受けていただく、あるいは入院していただくことになります。その判断も外来診療担当医の役目です。専門医は常に救急センターにいるとは限りませんので、診察まで更にお待ちいただく可能性があります。入院治療が必要である場合は入院治療担当医が診療を引き継ぎます。また、医師により処方箋が出され帰宅する場合、当院では院外処方(お薬を院外の薬局にお願いする)を基本としております。 。
- 「かかりつけ医」について
- 幸い症状が軽く帰宅される場合でも、完治するまではしっかりと経過をみてゆく必要があります。そこで、外来診療担当医は、「かかりつけ医はございますか?」と質問するかもしれません。かかりつけ医とは、開業されている、プライマリケア(初期診療)を専門とする医師のことで、病気の相談だけでなく、予防接種や育児相談が得意で、地域と密着した医療を実践されています。救急センターはかかりつけ医とは異なり、24時間365日事故や急病に対応できますが、担当医は交替制となるため、あなたのお子さんのことをよく知って継続的に診察しているとはいえません。かかりつけ医をつくっていただき、継続的に診てもらうことは子育てをするうえでも大切なことですし、子どもたちにとっても幸せである、と私たちは考えています。救急センターでも診察だけではなく、そうしたかかりつけ医とも充分な連携がとれるよう病院全体で努力しておりますので、ご協力くださいますようお願い致します。かかりつけ医をつくりたいと希望される場合は、冊子やパンフレットでご紹介することも可能ですので、ご遠慮なくお申し出下さい。 。
以上、私たちは事故や病気で困っている子ども達にできる限りの手助けができるよう努力しております。待ち時間等でご迷惑をおかけすることがありますが、救急センターの役割と主旨をご理解下さいますようお願い申し上げます。
救急診療科 医師・看護師 一同


