研究・活動紹介 藤本 純一郎
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研究・活動内容
独立行政法人・国立成育医療研究センターの前身は国立成育医療センターの前身です。
その前身の国立小児病院・小児医療研究センターができた時に着任し、その後、小児の病気に関する研究に従事してきました。
臨床研究センターへ配置転換した今も、Player-Managerを目指し研究を継続しております。
このページでは私が担当しております研究をご紹介するとともに、研究成果の公表の場にもさせていただきます。
▶2.小児腫瘍の中央診断と予後調査
小児固形腫瘍観察研究関係の書類はこちら
▶3.質量分析装置によるグライコミクス・プロテオミクスの推進
▶4.ヒト試料の保存と活用に関する基盤整備
子どもの病気の研究に携わりながら、長期にわたって患者さんをアプローチすることの重要性、
治療中や治療後の患者さんやご家族が抱える様々な問題などを認識するようになりました。
そこで、数年前から小児腫瘍の患者さんたちのための長期フォローアップ体制の整備に関する研究を開始しました。
また、患者さんやご家族にどのような支援が必要かについても病気の枠を超えた取り組みを始めました。患者さんや家族のためのニュースレターも発行しております。
研究の成果(プロダクト)をもとに、新しいサポート・コミュニティを創出することで、病気をもつ子どもとご家族の生活の質(QoL)の向上に貢献する。
研究理念とは、研究を通して目標に到達するための“羅針盤”の役割を果たす重要なものです。私たちの研究は、羅針盤の先が常に子どもと家族に向いていることを大切にし、研究が子どもと家族の現実をよりよいものへ変えていくことを実践しています。
- 研究により潜在的ニーズを明らかにし、病気をもつ子どもとご家族に価値ある成果(プロダクト)を提供する。
- 研究知見を医療スタッフのスキル向上に活かす。
- 医学、心理学、教育学、保育学、社会福祉学、看護学の英知を結集して、子どもとご家族の生活の質(QoL)を上げる新しいサポート・コミュニティを作る。
- 臨床研究チームとして、研究成果を社会に還元する社会的責任を果たす。


昭和60年(1985年)から継続している小児血液腫瘍の診断を、全国組織の臨床研究グループの中で中央診断と位置付けて活動しています。日本病理学会小児腫瘍組織分類委員としての活動のひとつとして、やはり臨床研究グループと連携して病理診断に基づく登録と追跡調査に関する疫学研究を実施しています。【詳しい内容へのリンク2をお願いします】。
(共同研究者:小児血液・腫瘍研究部、病理診断部、小児腫瘍の研究グループ[TCCSG, KYCCSG, JPLSG, JNBSG, JRSG, JESS, JWiTS]、小児固形がん臨床試験共同機構、日本病理学会小児腫瘍組織分類委員会)
ベロ毒素(食中毒の原因として有名)の研究をきっかけに、糖鎖に興味を持つようになりました。その解析手段として高精度・高感度の機器である質量分析装置(Massspectrometer, MS)を用いた研究を展開しています。たとえばヒトの細胞を動物由来の蛋白質や細胞と一緒に培養していると本来ヒトには存在しない糖鎖(Neu5GC)が見つかります。MSは感度良くそれを検出できます。この方法は、ヒトES細胞やiPS細胞など将来治療に利用される細胞の検定にも活用されつつあります。
(研究チーム:小児血液・腫瘍研究部、生殖・再生医療研究部、成育遺伝研究部、臨床検査部、慶應義塾大学理工学部生命情報学科、東京医科大学外科、株式会社エー・エム・アール)
上記の中央診断後に余った血液や組織を保存し将来の研究に活用するための体制作りを行っております。現在は、小児腫瘍や生体部分肝移植時の余剰組織が対象ですが、今後は、施設内、施設外の様々な病気の方の試料を保存する計画です。
